【目端が利く】はどんな能力を指す言葉? 間違って使われがちな日本語【クイズ】
【目端が利く】の正しい意味は【ア】
もともとの意味はア。
「目端」は、目の端にものごとをとらえて、的確に判断する力のことを表します。「目端が利く」は、視野が広く、その場の状況に応じて判断できること、つまり「機転が利く」ことを意味します。
「ものの価値を見分ける力がある」という意味を表す言葉は「目が利く」です。こちらは「目利き」という形でもよく使われます。「目が利く」のように「目」を「ものの価値を判断する」という意味で使う慣用句は、ほかにも「見る目がある」「目が肥える」「目が高い」などがあります。
「目が利く」と似た言葉に「鼻が利く」がありますが、これは隠し事などを敏感に察知する能力があるという意味です。「顔が利く」「押しが利く」などの言葉も、それぞれ肯定的な意味でよく使われます。
また、「目端が利く」はプラスの意味をもつ言葉ですが、「うまく立ち回る」「抜け目がない」のように、マイナスの意味で受け取られがちな言葉でもあります。誤解を招かないように注意して使いたいものです。
用例
○ 目端が利く人は、成長産業に目をつけている。
○ 新人でも目端が利く社員は重宝する。
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※この記事は『間違いやすいことばの意味探し辞典』(三省堂)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
