記事ランキング マンガ 連載・特集

娘3人が巣立ったその先に—56歳から始まった、mihaさんのひとり暮らしシンプルライフ

公開日

更新日

ゆうゆう編集部

人生の後半戦、“自分サイズ"を見直して、シンプルかつコンパクトに暮らし替えをされた方を紹介する「小さい暮らし」の見本帖。今回、登場いただくのは、mihaさん。3人の娘が独立したことで、56歳でひとり暮らしを始めました。

Profile

mihaさん
●パート 1967年東京都生まれ。19歳で結婚し23歳までに3人の娘に恵まれる。30歳で離婚し専業主婦から派遣社員に。40代以降は手製の弁当販売、飲食業、取材コーディネーター業などを経験。現在は事務のパートのかたわら地方移住に向けて準備中。インスタグラムは@myhome_diydeco

離婚後にマンションを買い"女子4人"暮らしに

東京・山手線の駅からほど近い2LDK・46平方メートルのマンションの一室。ここから3人の娘が巣立ち、miha(ミハ)さんは3年ほど前からひとり暮らしをしている。30歳で離婚したのち、賃貸マンションの家賃を払い続けることに不安を覚え、手の届く価格に下がっていた現在の住まいを購入。

「4人で住むには十分とはいえない広さでしたが、当時もっと狭い部屋に住んでいた私たちには理想のおうちに見えました。リフォーム済みで日当たりもよく、これだ!と思える空気感。家族4人、満場一致でした」

いわゆる"女手ひとつ"という状況だったが、「私が鈍感なのか、大変だったという記憶はあまりなくて」とmihaさんは笑顔で振り返る。

「中学生だった二女が手のひらサイズの子猫を拾ってきてしまい、みんなで一丸になって育てたのがよい思い出。今思うと、猫がシッターさんの役割を担ってくれたおかげで、私が仕事で留守にしていても娘たちはさびしくない日々を送れたのかなと思っています」

他県の看護学校に進学した二女、日本とフランスを行き来するようになった長女の順に独立し、20年ものあいだ家族の一員だった愛猫を亡くした喪失感を乗り越えようと、三女も近所でひとり暮らしを始めた。当時mihaさんは56歳。

「一度はひとり暮らしを経験したほうがいいよ」と三女を送り出したが、「当の私も生まれて初めてのひとり暮らし。さびしさもありましたが、どんなことが待ち受けているんだろうという希望のほうが大きかったですね」

とはいえ、当初は娘も猫もいないがらんとした部屋に慣れなかったそう。そんなmihaさんに「自分のために部屋を整えよう」とスイッチが入ったのは、友人に誘われて行った占いだった。

「捨て活」によって思い入れのあるものだけが残り、すっきりとしたLDK。ラグは長女が暮らすパリの蚤の市で5ユーロだったもの。大きなテーブルは処分したので、来客時は手持ちの小家具にベニア板を載せた簡易テーブルを活用。

レトロデザインの冷蔵庫と引き出し収納は20年以上使っている。壁面の棚は、インスタグラムを参考にmihaさんがDIYで設置。100円ショップの金具を塗料で真ちゅう風に。

料理上手なmihaさん特製のかためプリン。自家焙煎の豆でいれたコーヒーはフルーティな味わい。

画面トップへ移動