60代で選んだ終の住処。50㎡・1LDKの平屋に施した「90代になっても自立生活が送れる」工夫とは?
南向きで冬でもあたたかな室内。
「日差しを浴びながら読書をする午後のひとときは、気づくと寝落ちしていることも(笑)」
30 年以上愛用中の木製テーブルは、天板を広げられるので来客時に重宝。未婚・既婚を問わず友人たちに“ひとり仕様”の住まいは大好評で、自然とこかじさん宅に集まる流れに。
「腰が曲がり、暑くてもシンクの前の窓を開けられなくなった母。その姿を目の当たりにして、標準より奥行きが5センチ浅いキッチンを選びました」。
水回りがLDKと直接つながる廊下のない間取り。トイレと洗面所を一室にして、出入り口は床に段差やレールが出ない上吊り式の引き戸に。車椅子でもスムーズに移動できる。
「冬は扉を開けたままにして室温を均一に。夜中にトイレに行っても全然寒くありません」
LDK と寝室の間には間仕切り戸を設置。冷房効率や玄関からの視線カットのために、閉め切ることもできるのが便利。
寝室の奥に設けたウォークインクローゼット。左側は寝具などを収めやすい押し入れ式に。“通勤用のもの”をほぼ手放したため、今の暮らしに必要なものだけが並び、衣替えも不要。
▼後編では、「人生を豊かにするのは ものではなく経験や時間」という、今の暮らしについてうかがいます▼
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※この記事は「ゆうゆう」2026年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
