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プチプラおしゃれ動画が人気の【Otomatoさん】先輩の急死をきっかけに教師を早期退職、ユーチューバーに

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ゆうゆう編集部

成果や収入より楽しく、がモットー

「最初の頃は週3回のペースで配信。動画制作だけでなく、服のコーディネートを考えたりカフェを調査したり、一日の大半をユーチューブに費やしていました。半年ぐらいで収益も得られるようになり、翌年には登録者数が2万人を超えました」

そうした数字は励みになるけれど、逆の作用も。

「再生回数が少なかったり、同年代の方のファッション系チャンネルの登録者数と比べたりして、落ち込むことも。やがて学びました。数字に一喜一憂しない、人と比べない、と。そもそも好きで始めたのだから、収入を得る仕事として成果を求めるのではなく、趣味として楽しもうと決めたらラクになりました」

今は動画配信は週1回ほど、加えて毎週金曜日に自宅でライブ配信をしている。

「ゆったりとマイペースでやっています」

ユーチューバーにギアチェンジして6年。オトマトさんの日常は大きく変わり、世界が広がったと話す。

「今日もこうして取材を受けていますし(笑)。洋服や化粧品のイベントに呼んでいただいたり、撮影でご一緒したモデルさんとお友達になったり。私のユーチューブやインスタグラムを見て連絡をくださった方と、一緒にカフェやお店を巡ることもあります」

その様子もユーチューブで配信。60代になっても、こんなにおしゃれに、楽しい暮らしができることを体現している。

「私の動画を見て、明るく前向きになってもらえたら、という思いで作っています。『私もカフェにひとりで行ってみよう』『自分の時間を大切にしようと思った』といったコメントを読むと嬉しいですね」

Otomatoの名の由来は? 「故郷、高知のフルーツトマトが大好物。トマトに敬称の『お』をつけて、『おトマト』です(笑)」

“ギャップ”がプチプラの魅力

正しい情報を届けることがオトマトさんのポリシーだ。

「企業から、この商品を紹介してほしいという広告案件の声がかかるのですが、私は化粧品でも何でも自分が使ってみて効果を感じたものしか発信しません。商品PRをすると収入は上がるけれど。ウソはつけない(笑)」

だからこそ視聴者の信頼を得ているのだろう。

「ただ、もう登録者数をのばすのは難しいかなと感じています。シニアのプチプラファッションも、今は本当におしゃれな方がたくさん配信されているので。それに、着回し術などを提案するには服の数も必要。いくらプチプラでも、どんどん消費することに最近疑問を感じていて。できるだけ長く着られる服を選び、大事に着ていきたいんです」

ブランドものに心動かされることはないのだろうか? 

「高くて買えない、というのが前提ですが(笑)。私はバブル世代ですから昔はハイブランドのものも持っていました。たしかに品質もよく、デザインも洗練されている。ブランドの10万円のコートは、誰が着ても格上げしてくれます。でも、そこに“ギャップ萌え”がないんです。私の今日のハーフジャケットは2900円。こんなに安いのに、こんなふうにかっこよく着れる、そこに楽しさがあるし、動画を見てくださる皆さんの役に立っているのだと思います」

元英語教師。「今後は英語のチャンネルを開設したい」と新たな挑戦を口にする。

「今配信しているファッションのことなどを英語で伝える。でも英語で話すのはハードルが高いんですよ。留学経験もない私の英会話力で大丈夫かなとか、『都立高校の英語教師ってこのレベル?』と思われたら困るなとか、考えちゃって。生徒には『間違いなんて気にせず、どんどん話せばいいのよ』と言ってたのに(笑)。もっと気楽に挑みましょう、と自分にハッパをかけているところです」

2900円でも、着こなし方でこんなに素敵に!

今日のコーデ。ジャケット(ラックラック) 、ジーンズ(プラステ)、セーター(GU) 、バッグ(eザッカマニア)、スニーカー(ニューバランス) 「膝に負担がかからないよう靴だけはいいものをチョイス」

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