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60代ブロガー、人生初のひとり暮らしは2LDKの賃貸マンション「テーマは”身軽”です」

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ゆうゆう編集部

人生の後半戦、“自分サイズ"を見直して、シンプルかつコンパクトに暮らし替えをされた方を紹介する「小さい暮らし」の見本帖。今回、登場いただくのは、著述家、ブロガー、起業家などとして幅広く活躍する中道あんさん。1年ほど前に人生初のひとり暮らしをはじめました。

Profile

中道あんさん
著述家、ブロガー、起業家。1963年大阪府生まれ。26歳で結婚し二男一女を授かる。40代での再就職、夫との別居、ブログ開設を経て、50代で起業。『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』(主婦の友社)など著書も多数。5月に最新刊を発売予定。

小さな“恨み”が積み重なって 夫と別居へ

著書やブログなどで、精力的に発信を続ける中道あんさん。大阪府内の一戸建てに長く家族と暮らしていたが、1年ほど前に人生初のひとり暮らしをはじめた。新居は2LDKの賃貸マンション。愛犬と暮らせること、日当たりがいいこと、新幹線駅にも空港にもアクセスがいいことが決め手になったという。

50代からの自立した生き方は、中道さんが同世代の女性たちに発信しているテーマのひとつ。そこに説得力があるのは、自身が夫に寄り掛かる人生から脱却した経験があるからにほかならない。

「私が結婚したのはアッシーやメッシーがいた時代(笑)。当時は稼ぎのいい夫を見つけた人が人生の勝ち組でした。結婚、出産と順調に人生を歩んでいたつもりが、経験を重ねるうちに妻の顔や母の顔があっても、本来あるはずの“自分の顔”がないことに気づいたんです。“自我の目覚め”ですね」

経済的に自立することで精神的なゆとりを持ち、夫に頼らず自分を頼りにできる人になろうと、45歳で正社員として再就職。その3年後には自ら夫に別居を申し出た。

「子どものことは私に任せきりで、入院や受験のような一大事も他人事のよう。そんな小さな不満が積み重なって、いつしか“恨み”に。それがコップからあふれ出ただけです。それも、自分の人生を歩めるようになると昇華されていきました」

その後、毎日投稿する目標を課してブログでの発信をスタートし、トップブロガーの肩書を得る。「自分らしく生きたい女性のための発信塾」もはじめた。その間、次男と長女は独立し、長男との二人暮らしに。

「何でもしてくれる都合のいいお母さんからは脱却していたものの、30歳を過ぎた息子との暮らしは理想像ではなくて、私が家を出ることにしました」

部屋を見渡せるオープンキッチンもこの部屋の気に入っている部分。ダイニングセットは、以前の住まいから愛用している英国ヴィンテージの品。

処分が大変な食器棚は買わず、「無印良品」のアイテムで自分仕様にカスタマイズ。食品入れにしている大ぶりな和の器は、実家から持ち帰ったもの。

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