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「60代でもまだ間に合います」今年83歳現役女医が提案!骨粗鬆症予防2つのポイントとは?

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菅沼安嬉子

今年6月で83歳。いまも現役で診療に立つ内科医・菅沼安嬉子(すがぬまあきこ)さんは、「本気で『これからが人生本番』と思っています」とおっしゃいます。年齢を重ねるほど、人生はしぼんでいく——そんな思い込みを軽やかにくつがえす言葉です。貴重な経験から導き出したヒントをまとめた著書『80歳、これからが人生本番』(世界文化社刊)から、一部抜粋してお届けします。第2回は、骨粗鬆症との向き合い方。

▼前回はコチラ▼

>>【意外な結論】60代の生き方で70代・80代が決まる!?今年83歳現役女医が教える「これからが人生本番」になる5つのコツ

合言葉は「骨密度と筋肉を落とさない」

骨密度低下に「待った!」をかけましょう

60代からの人生をイキイキ過ごすには、心のフットワークと肉体的なフットワークの両方が大事。肉体的なフットワークのよさを支えてくれるのが、「丈夫な足腰」です。

閉経で女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減ると、骨の形成と骨の吸収のバランスが崩れ、骨密度が急激に低下します。一般的に閉経後10年くらいで骨形成が低下し、そのまま減り続けると、場合によってはいずれ骨がスカスカ状態に。下のグラフを見ればわかるように、60代は、骨粗鬆症予備群なのです。

骨密度が低下すると、転んだ際に骨折するだけではなく、ちょっとしたはずみで腰椎圧迫骨折などを起こしかねません。寝たきりになる原因の第2位が骨粗鬆症にともなう骨折ともいわれているので、骨粗鬆症予防は高齢になってからのクオリティ・オブ・ライフを落とさないために欠かせません。

グラフにあるように、成長期や30歳までの成人期にカルシウムを十分に摂取し、加えてしっかり運動をするなどして「骨貯金」がある方は、骨が丈夫なまま寿命を全うできる確率が高くなります。骨貯金に自信がない人は、とにかくこれ以上、貯金を切り崩さないことが大事です。

「60代でもまだ間に合います」今年83歳現役女医が提案!骨粗鬆症予防2つのポイントとは?(画像2)

林泰史「骨粗鬆症治療へのアプローチ③骨粗鬆症の病態と症状」日医雑誌第124巻第9号2000年より

特に過去にダイエットを経験した人は要注意。どのくらい体重を減らし、食事制限をしたかにもよりますが、本来、骨を増やさなくてはいけない時期にダイエットをすることで、若い時期から低骨密度になっている可能性があるのです。そのためダイエット経験者は経験していない人に比べて骨密度が低い可能性があります。「ダイエットをしたのはずいぶん昔、若い頃のことだから」などと、あなどることはできません。「要注意人物を通り越して危険人物なのだ」と、肝に銘じましょう。

でも、過去に戻ることはできません。とにかく「今できること」を「今すぐ」始めて、「100歳まで踏みとどまる」という決意をしましょう。

では、どのようして予防すればよいのでしょう。

ポイントは「カルシウムの摂取」と「骨に刺激を与える運動」の2点。さぁ、今日から骨粗鬆症対策を開始です。

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