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【大竹しのぶさん・68歳】寂しさよりも楽しさが上回る!今は久々のひとり暮らしを満喫してます

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志賀佳織

大竹しのぶ

パープルドレス 9万4600円/ELAINE HERSBY(EMME Co.,Ltd.☎03-6419-7712)その他/スタイリスト私物

初めて体験したカーテンコールの叫び声

それにしても、大竹さんの働き方がすごい。ここ1年、舞台作品だけでも、初出演、再演がひしめく。昨年3月に新作の現代劇『やなぎにツバメは』に出演したかと思えば、7月には『華岡青洲の妻』に初挑戦し、10月にはシェイクスピア作品『リア王』でリア王に扮し、年明けからは『ピアフ』の6度目の公演を行った。もちろんその合間には、歌のライブツアーあり、映画の撮影あり。全く疲れを感じさせない活躍に、「『リア王』のときは『化け物』、『ピアフ』のときは『妖怪』だと言われました(笑)。なんでそんなに元気なのって」。

その理由を本人はこう話す。

「まずよく食べます。特に歌を歌うときはお肉と白米をしっかり。それと、やはり何より舞台が楽しいんですね。舞台に立って演じている3時間は、人生の中でトップ3に入るくらい楽しい時間。生でお客さまの前にお芝居を差し出すことは、大変な挑戦でありながらも、同時にエネルギーも喜びも得られる。それが活力の源になっています」

先日の『ピアフ』の公演では初めての体験をした。カーテンコールのときに、まるでロックコンサートのような「ウォー!」という叫び声が、客席から上がったのだという。

「そんな叫び声というのは初めての経験でした。演出の栗山民也さんがこうおっしゃったんです。『現代は、人と触れ合うことも、愛することも希薄になっている時代。こんな時代だからこそ、人に触れろ、人を愛せよと、そういうものから生まれてくるエネルギーをぶつけてやりましょう』と。そのぶつけたエネルギーで、お客さまの中の何かがあふれてたまらず応えてくださったということなのかと思うと、すごく嬉しかったですね」

世の中はAIの急速な台頭と、時によって神経質なまでのコンプライアンスの遵守で、人と人の生のやり取りの機会が格段に減っている。

「でもね、人と人って、実際に会って話をして……ということでしか得られないものもあると思うんです。映像やオンラインを通しての楽しみもあるかもしれないけれど、生のオーケストラの音を聴く、波動を感じる、台詞を聞くといった感動には代えられないものがある。人と会って笑う、美味しいものを食べる、討論する。そういうことがすごく大事な時代になってきていると痛感します」

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