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生成AIも騙される?【池上彰が解説】ロシアの情報工作から学ぶフェイクニュースの見抜き方

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池上彰

生成AIへのロシアの工作

ロシアは生成AIにも影響を及ぼそうと工作しています。生成AIは、ネット上の情報を学習して回答をします。そのため、ロシアのプロパガンダを大量に発することで、それを取り込んでしまった生成AIがロシア寄りの回答をするように仕向けているのです。

ロシアは「ウクライナ政府が、トランプ大統領が立ち上げたSNS『トゥルース・ソーシャル』へのアクセスをブロックした」というデマを拡散しています。アメリカとウクライナの関係を冷え込ませ、アメリカからウクライナへの軍事支援をやめさせようという意図なのでしょう。

実際はウクライナ政府はブロックしたことはなく、もともとウクライナで「トゥルース・ソーシャル」がサービスとして提供されていないだけです。

NHKが25年3月に行った実験で、5つの生成AIにこの真偽について尋ねたところ、そのうちの2つ(ChatGPTとPerplexity)がロシア寄りの回答をしたそうです。

生成AIが、フェイクニュースやプロパガンダなどのデマに「汚染」されようとしているのです。

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※この記事は『法で裁けない正義の行方』池上彰著(主婦の友社刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。

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