「手をつないだのに本気じゃない?」 思わせぶりな相手が憎い…美輪明宏さんは「悩む必要はない」と回答。その理由は?
【回答】あなたは鏡の代わり。そしてどっちもどっち
お相手の女性は、自分がどの程度の男性に求められるのか、まだ魅力的なのかを知りたいのでしょうね。つまり、相談者は、もてあそばれていたというより、あの「鏡よ、鏡」の、鏡の代わりです。異性として見ていたなら、早い段階で最後まで関係を持っていたのではないでしょうか。
「鏡よ鏡、私はどれだけ老けました? まだ大丈夫かしら。器量の悪い女になっていないですか?」と、相談者に会うことによって一つ一つ確かめていたのでしょう。
そう考えると、手をつなぐだけで関係が止まったことも合点がいきます。ですから、あなたが彼女に憎しみを抱く必要なんてありません。あなたのご推察どおり、彼女は夫や子どもも愛していないのではないでしょうか。家族を愛しながら、相談者も愛していたのなら憎しみを感じる筋合いはありますが、そうじゃないのですから大丈夫です。
さて、ここからは相談者についてです。あなたは世間知らずだと思います。「会うのが楽しみ」と言われて、簡単に有頂天になるなんて。
でも、図々しいところがあるのがすごいですよね。思い詰めて告白したことを振り返り、「妻と別れるつもりはない」と。そうですか……。「妻と別れて彼女を待つ。彼女は夫と別れてくれない。だから憎い」なら分かるのですが、そうではないのですね。
とにかくは、二人とも離婚してご家族を失わなくてすみましたね。いや、そもそも、そんなつもりも進展もなかったんですよね。いずれにしても、よかったです。まあ、どっちもどっちですよね。
相談者はご自分を被害者のようにおっしゃいますが、奥様から見たら、あなたは加害者です。あなた自身も、ご家族を愛してますか? 私はお二人ともご自分のことを誰よりも愛しているように感じます。似たもの同士で、見ようによってはお似合いです。思いが交わればご勝手に。でも交わらなかった。結局、彼女にとってあなたは浮気をする魅力もなかった、とも言えるかもしれません。
「こんな私はおかしいでしょうか」。はい。確かにおかしいでしょうね。あなたも安全地帯にいながら、彼女と手を繋いだり飲みに行ったりして、それなりに楽しんだのではないでしょうか。50代になって青春気分を楽しめたのですから、それはそれでいいんじゃないでしょうか。つまり結論は、「悩む必要も、お相手を憎む必要もありません」。以上です。
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