SNSの即レス・長文がしんどいとき、相手のペースを下げて疲れない「感じのいい返信術」
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川原 礼子
人に頼まれると断れない。相手の気持ちを考えるあまり、つい自分が我慢してしまう……。そんな経験はありませんか? 相手を思いやりながら、自分の気持ちもきちんと伝えるには、ちょっとしたコツがあります。川原礼子さんの著書『やさしさを武器にする 気疲れがなくなる伝え方』(講談社)から、第2回は、SNSの返信疲れを防ぐ方法をご紹介します。
SNSの即レス・長文がストレスな人が考えた、相手のペースを下げる、感じがいい返信とは?
「合わせなきゃ」というプレッシャーを捨てる
スマートフォンの通知が鳴り、画面を見ると、また「あの友だち」からの長文メッセージ。あるいは、こちらがひと言送った瞬間に返ってくる、弾丸のような即レス。こうした相手は、承認欲求が強かったり、寂しがり屋だったりすることが多いものです。
やさしい人は、相手の熱量に圧倒されながらも〈同じくらいのボリュームで返さないと失礼かな〉〈早く返さないと〉と、勝手にプレッシャーを感じて疲弊してしまいます。しかし、無理に相手のペースに合わせる必要は、ないと思うのです。
「逆返報性の法則」で、自分のペースを取り戻す
心理学には、受けた好意をお返ししたくなる「返報性の法則」がありますが、ここで使いたいのはその逆。あえて、相手のペースや熱量とは「逆」の対応をする方法です。
相手が即レスなら、あえて既読を遅くする。相手が長文なら、あえて短く返す。そうすることで、過熱したラリーの温度を、自分の心地よいレベルまで下げていくのです。短くても、返信することがやさしさですしね。
たとえば、相手の何度もスクロールが必要な近況報告に対しては、
「バタバタしていて返信が遅くなりました! イベント、大成功だったみたいでよかったね。また今度ゆっくりランチでも行こう!」
これだけで「読みました」「応援しています」「また会いましょう」というエッセンスはすべて網羅されています。
もし、返信が遅かったり短かったりすることで、露骨に機嫌を悪くする友人がいたとしたら……。少し厳しいようですが、これからもその人と仲良くしていきたいですか?
自分の生活や時間を犠牲にしてまで、誰かの「寂しさ」を埋める必要はないと思うのです。「短い言葉で、自分のタイミングで返す」。これを理解し合えることが、おたがいにとって依存のない、健全な関係性だと思えてなりません。
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やさしさを武器にする 気疲れがなくなる伝え方
川原礼子著
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