知らなきゃ損する【やせるお茶の飲み方】医師が語る、その理由とは?
高カカオチョコレートは脂肪を燃やす
緑茶のカテキンはポリフェノールの一種ですが、次は、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの話です。
「外食などで野菜があまりとれないときは、先にチョコレートを食べましょう」というのが、栗原先生のおすすめです。
ただし、チョコレートならなんでもいいというわけではありません。
「チョコレートはカカオの含有量が70%以上のものに限ります。高カカオチョコレートとかダークチョコレートと呼ばれる苦味のあるチョコレートです」
「カカオは食物繊維が豊富なので、先に食べておくと食後血糖値の上昇が防げます。また高カカオチョコレートには、カカオポリフェノールという脂肪燃焼効果を高める成分が豊富です。
海外の研究では、高カカオチョコレートを食べると食後血糖値が上がりにくくなることが明らかにされています。ということは、脂肪を減らす効果が期待できるということです」
「私も、内臓脂肪が多い人や脂肪肝の患者さんには高カカオチョコレートを食べることをすすめています」と、栗原先生。
「カカオポリフェノールは体にためておくことができないので、1片(5g)を朝昼夕の食前に、また午前と午後の間食として1片ずつ食べるとよいでしょう。 なお高カカオチョコレートには血圧を下げる効果もあるので、血圧が高めの人にもおすすめです」
最近では、カカオ含有量が何%と明記されたチョコレートが、持ち運びしやすい個包装になって販売されています。数字を確認してチョコレートを選んで、ダイエットに役立てたいですね。
※この記事は『2カ月でぽっこりお腹が改善!内臓脂肪の落とし方』栗原毅著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※この記事は2024年10月7日に文章構成を変更しました。
★あわせて読みたい★
2カ月でぽっこりお腹が改善!内臓脂肪の落とし方
栗原毅著
主婦の友社刊
更年期の女性に増えてくる中性脂肪がもたらすぽっこりお腹。簡単に凹ます、いすスクワットと下腹ドローイン、食事法を紹介。