【友達との距離感】親しくなる前となった後に言ってはいけない【6つのフレーズ】とは?
大人になってから出会った人と友達になるときに気をつけたいことをコミュニケーション・インストラクターの杉山美奈子さんにお聞きしました。お互いに「また会いたい」と思えるような関係を築くためには、実はいくつか大切なマナーがあるんです。
親しくなる前 言ったり聞いたりしないほうがいいこと
●年齢や家族構成、夫の職業など、個人情報を聞き出す
●本人が進んで口にしないことに触れる
これから長いおつき合いになるかもしれない初対面の人。そんなときの話題は趣味や一般的なニュースなどで十分です。
年齢や家族構成、夫の職業など、個人情報を聞き出すのはマナー違反。本人が進んで口にしないことは、親しくなるまで触れないほうがよいでしょう。
特に「持ち家? 一軒家?」など興味本位の質問や、「お子さんの学校は? うちは○○で~」など自慢話のついでの質問は失礼です。
また、体型や服装などの外見的なことも避けたほうが無難。笑顔で、また会いたいと思われる人を心がけましょう。
親しくなっても 言ったりやったりしないほうがいいこと
●個人的に聞いた話を第三者に話す
●相手の家庭の事情に立ち入る
●お金の貸し借り
●宗教や物販などの勧誘
気をつけたいのは、個人的に聞いた話を第三者に話すこと。悪気がなくても、「○○さんが言ってたわよ」という情報の横流しには落とし穴があると心得ましょう。
また、親しくなった後でも家庭の事情に立ち入る質問や、お金の貸し借り、宗教や販売の勧誘などはしないことです。
「この人とのつき合いはもういいや」と思っても……
何か行き違いがあって「もう友達でいたくない」と思っても、すぐに友達関係を断ち切らず、冷却期間をおくことをおすすめします。
冷静に自分をかえりみることも大事ですし、どんな距離感なら今後その人とうまくつき合っていけるかを考えるのもよいでしょう。短気は損気。感情に任せた行動は後悔のもとになることも。
※この記事は「ゆうゆう」2023年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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コミュニケーション・ インストラクター
杉山美奈子
すぎやま・みなこ●コミュニケーション・ インストラクター、キャリアカウンセラー。文筆業の他、大学などで話し方や聞き方など、コミュニケーション法を教える仕事も。ベストセラーの『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』(学研プラス) をはじめ、気持ちの伝え方に関する著書・監修書多数。
すぎやま・みなこ●コミュニケーション・ インストラクター、キャリアカウンセラー。文筆業の他、大学などで話し方や聞き方など、コミュニケーション法を教える仕事も。ベストセラーの『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』(学研プラス) をはじめ、気持ちの伝え方に関する著書・監修書多数。