マンションだけど「森に住んでいる」感じ! 部屋に大きな木のある【インテリア】
マンションの部屋の中に大きな木がある……。「森に住みたい」という願いを実現した、maoさんのご自宅を見せていただきましょう。夫婦、息子の3人暮らし。外木であるシマトネリコがシンボルツリーとしてリビングでスクスクと成長中。日が当たらない玄関はフレッシュとフェイクのグリーンをミックスするなど、真似したくなるアイデアがいっぱいです。
色みをおさえたことで 植物がより引き立つ空間に
「4年ほど前に分譲マンションを購入し、リノベーション工事をEcoDecoさんに依頼しました。そのときに、大きな木のある家をご提案いただいたことをきっかけに、植物との生活をスタートさせました。私からは葉が多く〝木〞になるものがいい、という希望を出し、植物の問屋さんへ出向き選定しました」と話すmaoさん。
シマトネリコをシンボルツリーとして迎え入れたことで、〝本当は森に住みたい〞という想いが叶ったと言います。吹き抜けが明るい窓に面しているので本来は外木であるシマトネリコもスクスクと成長中。
「小さな子どもがいるので、実はお世話はそこまで一生懸命にはできません。でも大きな窓が南向きのおかげで日当たりは抜群。植物は基本的にその窓際に、高さのバランスを見て並べるようにしています。また、植物にとっては風も大切なので、専用のサーキュレーターを置いて風通しをよくすることを心がけています」
リビング、ベッドルームともに、白&生成りにグリーン、階段や窓枠の少しの黒がアクセントになった室内。
白を基調とした壁、白木を使った家具で統一した理由は、「白っぽくまとめることで、空間が広く見えるから。家具もリノベするときに白木で造作してもらいました。白木は経年変化していくのもいいし、いずれ木材を変えるのもいいですよね。色みをおさえたことで、グリーンがとても映える家になったと思います」
Living Dining リビングダイニング
ダイニングテーブルからニョキニョキと高く伸びるシンボルツリーのシマトネリコは、囲まれたフレームを動かせば、台車ごと動かすことができる。常緑樹であるため、一年中グリーンが楽しめる。庭植えにするのが通常。