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60代、ショコラさんのキャリアストーリー。「私らしく働くために必要なこと」

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ゆうゆうtime編集部

「私らしく働く」って、どういうことでしょう。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支えている素敵な女性にお話をうかがった書籍『私らしく、働くということ』から、60歳で始めたブログが大人気となったショコラさんをご紹介します。ショコラさんは現在は仕事をやめており、記事は出版当時66歳のときのものですが、キャリアストーリーが今も参考になるのでぜひご一読ください。

profile
ショコラさん●パート勤務・ブロガー
年齢:60代
ひとり暮らし
住まい:分譲マンション

別居、離婚を経て現在はひとり暮らし。60歳からBlog運営を開始し、等身大の日々の暮らしについて綴ったところ人気のブロガーに。著書に『58歳から日々を大切に小さく暮らす』などがある。
Blog『60代一人暮らし 大切にしたいこと』

私と仕事

お気に入りポイント
・勤務時間が明確に決まっている
・デスクワークと自分で考えて動く仕事、どちらもできる
・経済情勢やニュースに触れられる
・達成感が感じられる

年金生活で気持ちにゆとり。 “やめてもいい自由”を噛み締めています

57歳で退職後、パートタイムで仕事をしているショコラさん。「当初は週5日でしたが現在(66歳)は週4日に。勤務時間も減らしました。60歳を超えてからは、坂を転げ落ちるように体力が低下していることを痛感しています」

2021年、65歳からは年金受給もスタートしました。年金の12万円弱でやりくりして、パート収入はそのまま貯蓄に回しています。「お金のことをあまり考えず、“いつやめてもいい”というゆとりがあるのは精神的にも大きいです。以前は年金がもらえるようになったら仕事はやめようと思っていましたが、働いているからこその楽しさや張り合いがあるので今のところ続けています」

仕事は自分を幸せにする、生活を楽しくしてくれるもの。社会とのつながりも、働いているからこそ持てているそうです。「任された業務を時間内で完了したときの達成感はもちろん、仕事を通して経済情勢や新しい知識に触れ、いろいろな職務の人たちと交流できることも、私にとっては大きな意味を持っています」

この先、何歳まで働くかは決めていません。「体が動くうちは長く続けたいという気持ちと、もうやめてもいいのかなという気持ち。どちらもあって、交錯しているような状況です。コロナ禍でなかなか実現できずにいる海外旅行に、元気なうちに行きたいという思いもあります」

パートで初めての制服生活に。 若い人と同じ制服も慣れました

若い社員と同じ制服なのではじめは少し気恥ずかしさもありました。シャツ以外はお盆休みなど長期休暇の際に持ち帰ってホームケア。制服のおかげで通勤服の数が絞れるので節約にも。

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