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【ガーデニング】初夏に人気のアジサイ。多彩な花色とバリエーションが楽しめる。来年も咲かせるワザも!

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光武俊子

近年、母の日の贈り物に急上昇のアジサイ。コンパクトな鉢植えにボリュームいっぱいの花房が目を引きます。とても丈夫で育てやすい低木で、来年また花が楽しめるのも人気の理由! おしゃれでバリエーション豊かになったアジサイを見直してみませんか。

カラフルからシックまで、花色のバリエーションが多彩!

アジサイはお寺の境内や公園に咲く花と思っていませんか? 近年は直径15㎝の5号鉢などに仕立てた鉢花が種類豊富に出回って、玄関先を飾るのにぴったりと、人気を集めています。

花色は、初夏の庭を涼やかに彩りしっとりした風情を感じさせる青色や藤色、目の覚めるような赤色、ピンクや白と多彩です。花弁(装飾花)に縁取りの入る品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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や、これまでのアジサイとは一味違ってシックな魅力のアンティークカラーまであります。

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遠くからも目立つ赤色

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紫色の花弁に白の縁取り

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アンティークカラー

なかで、白い花房が大きなボール状になることから、人気なのがアメリカアジサイ「アナベル」です。ほとんどのアジサイが日本の原産種から誕生しているのに対して、「アナベル」は北アメリカ産。暑さ寒さに強く、北海道でも戸外で冬越し

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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できます。

緑色で咲き始め、真っ白に変化してゆく姿が美しい品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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。ただし、茎葉がやや華奢で倒れやすいところがあります。近年は花色がピンクの「ピンクアナベル」も登場しています。

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アメリカアジサイ「アナベル」

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アメリカアジサイ「ピンクアナベル」

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星がきらめくような八重咲きやピラミッド状の房咲きまで

多くのアジサイは、日本原産のガクアジサイとヤマアジサイが品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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改良された園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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です。ガクアジサイとは、花弁のように見える装飾花の中心に、極小の両性花が集まって咲きます。ヤマアジサイのなかには、この両性花がなくて装飾花だけが丸く集まるテマリ咲きの種類があります。

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ガクアジサイの園芸品種

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テマリ咲きのヤマアジサイ

それぞれの魅力を生かして、まるで星がきらめくような八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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のガクアジサイや、ブーケのようなテマリ咲きの八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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も誕生。ゴージャスな雰囲気が魅力です。

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八重咲きガクアジサイ

また、先に紹介した「アナベル」と同じ北アメリカ原産のカシワバアジサイは、カシワに似た葉の形とピラミッド状になる花房が特徴です。弓なりに伸びる枝先につく花穂はボリュームがあって、迫力満点! 秋には紅葉も美しく、庭植えにおすすめの種類です。

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八重咲きのカシワバアジサイ「スノーフレーク」

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白からピンクに変化するカシワバアジサイ「バニラストロベリー」

PICK UP 編集部ピックアップ

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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お礼肥とは、植物が花を咲かせたり、果実を実らせた後に施す肥料のことです。消耗した栄養を補給し、翌年の花つきや生長を促すために行われます。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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寒肥とは、冬の休眠期間中の果樹や庭木に与える肥料で、春の生育期に備えて栄養分を蓄える目的で施されます。有機質肥料を中心に土中に埋め込む方法が一般的です。花つきや実つきの向上に役立ち、翌年の植物の健全な生長をサポートします。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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