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勤続40年のまおさんの「私らしい働き方」。「早期退職も考えた過去。テレワークのおかげで続けられそうです」

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ゆうゆうtime編集部

マチュア世代のみなさんは、「私らしく働く」ということをどうとらえているでしょうか。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支えている素敵な女性にお話をうかがった書籍『私らしく、働くということ』から、悩みながらも約40年、会社員を続けるまおさんを紹介しましょう。

PROFILE
まおさん
年齢:50代
職業:会社員(事務)
家族:ひとり暮らし
住まい:分譲マンション
まおさんのBlog

work 私と仕事

悩みながらも勤続40年。テレワークで快適な暮らしです

高校卒業後、大手メーカーで働き続けているまおさん。
「コロナ禍以降はほぼテレワークの生活。勤務形態はコアタイムなしのスーパーフレックスです。自宅で働けるようになって、生活はかなり快適になりました」

仕事は、あくまでも生活の糧を得るための手段。
「やめよう、と何度も思いました。でも『イヤだから』という理由でやめることはしたくなかった。やりたいことがあって転職するのはいいけれど、現状に不満を持ってやめるのは単なる逃げ。転職しても同じことを繰り返します。そう肝に銘じて、ストレスを感じても割りきって仕事をしてきました。これは勤続40年で培った一種の能力かもしれません」

work,past&future 仕事、これまでとこれから

システムエンジニアを24年。 その後は異動を繰り返しました

入社後に配属されたのは情報システム部。すぐ子会社化され出向することになります。
「24年間、システムエンジニア(SE)として働きました。理系が苦手な私にとって仕事は苦痛そのもの。常に多忙だし、昼夜休日問わず会社から連絡が来ました。何度もやめたいと思ったけれど、ほかにやりたいこともなかったためなんとか続けました。心が病まずにすんだのは、職場の人間関係が良好だったおかげ。個人的には、仕事は好きだけど人間関係が×という状況より幸せだったと思います」

長いSE生活の間に、結婚と離婚を経験しました。そして愛犬ジャスミンが旅立つ悲しい出来事も。その後は出向先から親会社への復帰や出向を繰り返して今に至ります。

昔はシーズンごとに新しい通勤服をたくさん買っていましたが、今は「1枚買ったら1枚手放す」を心がけています。

通勤時はノートPCを持ち歩くので、体の負担を軽減するため最近リュックを導入。

手帳はもう20年近く愛用しているほぼ日手帳weeksです。今年は別注デザインのムーミン。あえてアナログで管理しているのは、スマホでの一元管理を避けるため。電車に乗るときもカード式のSuicaを利用します。

この記事の執筆者

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