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紺野美沙子さんのご機嫌の秘訣。「旬のものをおいしくいただく。そんな当たり前にこそ、幸せってあるんですね」

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雑誌「健康」編集部

氷見というとブリが有名ですが。
「天然ブリの“フト”と呼ばれるコリコリした内臓があるんです。1本のブリから取れる量が限られている上に、鮮度が命なので、地元にしか出回らない希少な食材なんだそうです。そういった珍しいものや、イワシ山盛り200円とか、安くておいしいマグロ、生シラスや大きな岩ガキ、たまに出ているクジラなどを見てときめいています」

根っからの食いしん坊で、「食生活のことしか考えていないと言っても過言ではない」と笑う紺野さん。旬の魚をどうやって食べると一番おいしいかを検索したり、お店の人に聞いて新しいレシピに挑戦するのも楽しみなのだそうです。

「魚をさばくのは苦手なんですけど、チャレンジすることが脳トレになると聞いたので、『今日はサヨリ』とか決めてトライしています」

「おいしい」に紐づければ、脳トレも楽しく続けられそうです。

イワシ蒲焼弁当。イカと魚屋さんがオマケしてくれたイワシで。

次回は、朗読をライフワークにする紺野さんならではのルーティンを伺います。

PROFILE
紺野美沙子(こんの・みさこ)

1960年、東京都出身。1979年ユニチカマスコットガールに選出。1980年、慶應義塾大学在学中にNHK連続テレビ小説「虹を織る」ヒロイン役に。その後もドラマ、映画、舞台で活躍。1992年結婚。1995年長男出産。1998年より国連開発計画親善大使を務める。2010年より「紺野美沙子の朗読座」を主宰し、音楽や影絵、映像などと朗読を組み合わせたパフォーマンスを行っている。2020年、銚子電鉄を応援する「ちょうしに乗っていこう!」(作詞・作曲)でYouTubeデビュー。2022年から平和の大切さを伝える母親の手記『星は見ている』の朗読活動スタート。同年、大相撲横綱審議委員就任。

撮影/佐藤正之(STUDIO CUBE)ヘアメイク/金田恵理子 構成/依田邦代(CONCEPTA)

※この記事は「健康2023年夏号」(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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