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50代以上の女性が体脂肪を減らすには?医師おすすめの4つの意外な方法

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雑誌「健康」編集部

運動なし!面倒なし!食べてよし! YouTubeチャンネル登録者数68万人超えの人気医師 Dr.ハッシーこと橋本将吉先生が、ストレスなく脂肪を落とす極意を伝授します。9つの食事術を紹介した前回に続いて今回は、体を動かすこと+ストレスフリーの心のつくり方についてです。

▼やせる大人の食生活例▼
【やせる大人の食生活】9つのテクニック。Dr.ハッシーおすすめのダイエット食事とは?

体重が落ちにくくなった人は要注意!大人の脂肪はこうしてたまる

心と食と体はループしています。

【心 ストレス】
忙しかったり、物事がうまくいかなかったりするときはストレスがたまってイライラ。どうにかしてストレスを発散させたい! こんなとき、ストレスを和らげるために、体内には糖質コルチコイドというホルモンが分泌されています。このホルモンは、食欲を抑えるレプチンという成分を減少させて、食欲を増やす働きがあるのです。

【食 欲求】
空腹状態や夜遅い時間の食事はダメージ大
ストレスがたまった状態で食事をすると、ドカ食い、早食いになりがち。特に、夜遅い時間の食事は、ダメージのオンパレード。代謝が滞り、体重増加の原因となる物質が体内で増えるため、食べた量以上に肥満になる可能性が高いのです。

【体 ホルモン】
太るホルモン・インスリンが出現し、脂肪蓄積コースへ
食事量が増えると、インスリンが過剰な糖分を脂肪として蓄積します。また不規則な時間帯の食事は、インスリンの分泌を増やし、太りやすくなります。食事は1日3食、決まった時間にとるのがベスト。夕食は就寝の4時間前には終えましょう。夜は副交感神経が優位になるので、体は省エネモード。夜遅い食事は確実に太ります。「また太ってしまった」と思うと、さらにストレスの原因に。

それでは、日常動作の中に意識して運動を取り入れる3つのコツを紹介しましょう。

1 呼吸法でインナーマッスルを鍛えて有酸素運動

肋骨と肋骨の間をつないでいる肋間筋、腹筋、胸とお腹の間を隔てる横隔膜など、呼吸には全身の多くの筋肉が関わっています。普段、無意識にしている呼吸のやり方を少し変えるだけでも有酸素運動になります。あお向けで行うのがベストですが、立っていても座っていてもOKです。

【肋間筋、横隔膜を鍛える呼吸法】
鼻から息をゆっくり吸い込み、お腹が膨らむのを確認。
お腹をへこませながら、口をすぼめて息を吐く。もう吐けないと思ったらやめて、またゆっくり鼻から息を吸う。

2 人の目や数字を意識することが体形キープに

浴室やキッチンなど、家中に体重計を置いて小まめに体重を量れば、すぐに体重の変化に気づけます。

ちなみに私は自宅の浴室や寝室、診察室などに合計7~8個置いています。温泉などに行って、人の目を意識するのも有効です。

3 運動が面倒なら、階段を使う、電車では立つ

運動が嫌いな人、忙しくて運動できない人などには、日常生活の中に自然に運動を取り入れることをおすすめ。

例えばエレベーターを使わずに階段を使う、電車では立つ、バス停は1つ分歩くなどすれば、運動したことになります。

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