【やせる大人の食生活】9つのテクニック。Dr.ハッシーおすすめのダイエット食事とは?
運動なし!面倒なし!食べてよし! YouTubeチャンネル登録者数68万人超えの人気医師 Dr.ハッシーこと橋本将吉先生が、ストレスなく脂肪を落とす極意を2回に分けて伝授します。まずは、食生活。“食べない”のではなく、“食べてよし”なのがいいところ。取り入れやすいものから実践してみましょう。
▼やせ体質になる食べ方▼
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そもそもなぜ大人になると脂肪が落ちにくくなるの?
それは、更年期という体の転機、過食、筋肉量の低下が原因です。
基礎代謝は筋肉の量が多いと上がります。女性は脂肪が多く、筋肉が少ない体のつくりになっていますが、それでも30~40代は家事や仕事に多忙で行動量が多く、消費カロリーも高いため、同じような食生活をしていても太りにくいもの。でも基礎代謝は、年齢を重ねるごとに低下していきます。50代以降は基礎代謝がさらに下降しているところに、更年期という体の転機や、ストレスによる過食、加齢に伴う筋肉量の減少で脂肪が蓄積していくのです。
1 極度の空腹状態で食事をしない
血糖値が低い空腹状態で食事をすると、血糖値が急上昇。インスリンが必要以上に分泌されて、肥満の原因になります。
また、空腹時は満腹中枢が刺激される前に一気に食べ過ぎてしまうため、なるべく空腹は避け、食事はゆっくりととるようにしましょう。
日中の食事の間隔はあまり空けないのがベストです。
2 よくかんで唾液を出して消化を助ける
かめばかむほど唾液が出ます。唾液にはアミラーゼというでんぷんを分解する消化酵素が含まれているので、消化をスムーズにして胃の負担を軽減します。
また、よくかみながらゆっくり食べると、エネルギーも消費するので一石二鳥。
3 たんぱく質をとって筋肉をつけ基礎代謝を上げる
たんぱく質は筋肉形成に欠かせない栄養素。赤身の肉、魚、チーズ、卵などがおすすめです。筋肉をつけることで基礎代謝を上げてやせやすい体になります。
【鶏肉】
鶏肉には体内では作られない必須アミノ酸がバランスよく含まれ、高たんぱくで低脂肪。筋肉作りに最適。
【豆腐・納豆】
たんぱく質の塊といってもいい大豆食品。特に納豆はLDL(悪玉)コレステロールを低下させるので、肥満対策にもバッチリ。
4 ネギ入りみそ汁を食べる
ネギの白い部分に多く含まれる硫化アリルという成分は、糖質を燃焼してエネルギー代謝をアップする効果があります。
発酵食品のみそ汁の具材にすれば、なお効果的。催眠作用もあるので、夜に小腹がすいた時にも食べてもOKです。
5 青魚を食べて血液中の脂の濃度を下げる
さんま、いわしなどの青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は必須脂肪酸で、摂取したい良質な脂。血液をサラサラにして、肝臓での中性脂肪の合成を減少させる作用があります。