60歳を過ぎて始めた動画制作が日々の糧に。yamaさんの小さくて自由な暮らしとは
6 服装をパターン化して迷わずパッと選べるように
洋服選びに使う時間があるなら動画作りや文鳥たちと遊ぶなどの好きなことをするために使いたい。そこで日常着を、丈が長めのチュニックなどのトップスとストレッチの効いたスキニーパンツを合わせるといった感じでパターン化することにしました。黒のタートルネックにジーンズがトレードマークだったスティーブ・ジョブズのようにスタイルを固定するのが理想です。
7 現金を持ち歩かず、キャッシュレス生活に
近年のお金のデジタル化に合わせ、クレジットカードや交通系ICカードをiPhoneやApple Watch内で管理できるAppleの「ウォレット」アプリを使用するようになりました。支払いは各種カードのほかApple Payやau Pay、PayPayなどのモバイル決済で。銀行の取り引きやチャージもすべてデジタル化して、自宅にいながら作業できるようになったのでATMに並ぶことがなくなりました。お財布もコンパクトになり、持ち歩く現金は最小限に。クレジットカードや銀行のカードは現役時代に使っていた名刺入れに入れています。デジタル化する前は怖さもありましたが、カード決済は使ったあとすぐにメール通知があるので、逆に安心したくらい。ただ通信障害が起こる場合もあるので、万全ではないことも肝に銘じておきたいと思います。
8 無心になれることを一日の中にとり入れる
100円ショップで刺し子のキットを見つけ興味本位で作ってみたら、想像以上に面白く趣味のひとつになりました。お風呂を沸かしているときなどのちょっとした時間に作っているのですが、無心になれるので頭の中がすっきりするんです。100円ショップのキット、手芸屋さんのキットを経て、今は木綿生地に自分でマス目を引いて、その上に糸を刺しています。糸も刺し子用にこだわらず、木綿糸を使ったり。伝統文様に込められた柄の意味を知るのも面白く、直接、生活とは関係のないトリップ感が気分転換になります。