【フェンネル】の栽培方法と活用アイデア3選|桐原春子さんの育てて楽しむハーブ生活
活用アイデア② ドリームキャッチャー
ドリームキャッチャーとはアメリカの先住民が考えた悪夢よけのお守りのこと。円には眠りと再生の意味があり、くもの巣のような網目は悪夢をすくい取るといわれています。これに中世ヨーロッパで悪霊を防ぐ効果があるとされたフェンネルをプラス。
作る際は最初の糸をしっかりと結びつけ、糸を引きぎみに巻きつけていくのがポイントです。
作り方
❶2㎜太さのアルミワイヤ200㎝で、直径18㎝の二重の輪を作る。残っているワイヤを輪にぐるぐると巻きつけ、輪を束ねる。残ったワイヤで鳥など好みの形をつくり、好みのリボンを巻きつけてもよい。輪を8分割した場所に油性ペンで印をつける(イラストの①~⑧)。
❷たこ糸260㎝の5㎝を残して印①の場所に結びつける。残りの7カ所にたこ糸を巻きつけていく。
❸印①の場所に糸を再び巻きつけ、1段めの出来上がり。2段めは印①と②の間に巻きつけ、同様に印と印の間に巻きつけていく。3段め以降は、前の段で巻きつけた場所と場所の間に巻きつけていく。糸を引っ張りながら巻きつけていき、糸が巻きつけられなくなったところで終了。糸を後ろで結び、糸を少し残して切り、接着剤で留める。
❹フェンネルの茎葉(フレッシュ)1本をワイヤに巻きつける。フェンネルの茎葉(フレッシュ)1本を地巻きワイヤで束ね、3㎜幅のリボンを巻きつけて作ったミニリースなど、好みの飾りをつける。
撮影/川部米応 イラスト/山田 円
※この記事は「ゆうゆう」2021年10月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
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園芸研究家
桐原春子
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。