足に負担をかけない【靴の選び方】とは? 専門医がアドバイス
足の寿命を伸ばすためにも、靴を正しく選ぶことが大事と話すのは、足の総合病院・下北沢病院理事長の久道勝也さん。ここではタイプに応じた靴の選び方をご紹介します。
こちらもあわせてどうぞ。50代以降は【アキレス腱伸ばし】で歩く力をキープ! 足の専門医がアドバイス
<お話を伺ったのは>
医師・下北沢病院理事長
久道勝也さん
ひさみち・かつや●1964年静岡県生まれ。93年獨協医科大学卒業、同年に順天堂大学皮膚科入局。2007年ジョンズ・ホプキンス大学客員助教授。14年よりロート製薬研究開発本部執行役員。19年同社チーフメディカルオフィサー(CMO:最高医学責任者)に就任。16年、日本唯一の足の総合病院として下北沢病院を設立。同院の理事長・医師を兼務、現在に至る。
『新しい「足」のトリセツ』
下北沢病院医師団/著 日経BP社
日本で唯一の「足」の総合病院である下北沢病院の医師たちが、”アキレス腱伸ばし”など、長く歩き続けるために役立つ「足」のトリセツ(取扱説明書)をまとめた一冊。
自分の足に合う靴の選び方
足が痛む窮屈な靴はNG。サイズと安定感で選んで
足の寿命を延ばすためにも、正しい靴選びが大事だと久道さん。
「かかとがしっかり固定されて、足指の先に1~1.5cmのゆとりがあり、甲がひもや面ファスナーで固定できる靴を選びましょう。店でシューフィッターに選んでもらうことをおすすめします。ハイヒールやパンプスは、特別な日だけ履くことにして、普段は足に負担の少ないスニーカーのほうがいいでしょう」
主なつま先の形
つま先の形は人それぞれ。主にスクエア型、ギリシャ型、エジプト型の3タイプに分類される。日本人は、親指が一番長いエジプト型が多い。自分に合う靴選びの参考にしよう。