「薄毛の進行を遅らせるためにできること」50代からの正しいヘアケアを解説
髪の乾かし方
ぬれた髪はキューティクルが開いた状態です。そのまま放置すると髪のダメージが進むだけでなく、髪にまとまりも悪くなります。忙しくても、シャンプー後は必ずドライヤーを使って乾かしましょう。
<髪によい乾かし方のコツ>
★まずタオルでぬれた髪をはさんで、ポンポンと押し当て、水分を吸い取ります。
このときゴシゴシこすると、キューティクルを傷つけてしまうので気をつけましょう。
★使い古したタオルを「髪の毛用」にするのはNG。古いタオルは摩擦が起きやすく、吸水性も落ちています。髪用のタオルはふわふわの新しいものを使うようにしましょう。
★ドライヤーは髪から15センチ以上離して、当てること。
★髪の根元からドライヤーの風を当てること。髪のダメージが気になる場合は、ヘアミルクなどをつけてから温風を当てるとよいでしょう。
★ブラシを使って仕上げをするのは、髪が8割乾いてから。ぬれた髪にブラシを使うと、キューティクルが傷みます。
アウトバストリートメント=洗い流さないトリートメントも人気です
最近はアウトバストリートメントも人気で、ミストタイプ、オイルタイプ、クリームタイプと種類も豊富です。簡単にそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
ミストタイプ
髪質を問わず、手軽に使えるものが多いでしょう。ヘアケアはしたいけれど、軽い使い心地がいいという方におすすめです。
クリームタイプ
濃厚なテクスチャーで保湿力が高め。髪のパサつきが気になる、髪がまとまりにくい方におすすめです。
オイルタイプ
髪をコーティングして、なめらかな指通りに整えます。基本的に乾いた髪に使用します。酸化するとニオイがする、紫外線を浴びると髪質に影響することもあるので、植物性のホホバオイル、ツバキオイル、アルガンオイルなどを選ぶとよいでしょう。
いずれのタイプも「ダメージ用」「エイジング用」「カラーリング・パーマ用」など、目的別にラインナップがそろえられていることが多いでしょう。また「どのタイプを選べばいいのか、悩む」という場合は、好きな香りで選ぶのも手です。自分の好きな香りだと「面倒くさい」と思っていたヘアケアの時間が楽しい時間に変身! 植物などから抽出した天然の精油を配合しているものであれば、リラクゼーション効果も期待できます。
※2023年2月12日に配信した記事を再編集しています。
※この記事は2024年9月27日に文章構成を変更しました。
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クレアージュ エイジングケアクリニック 総院長
浜中聡子
医学博士。
国際アンチエイジング医学会(WOSSAM)専門医、米国抗加齢医学会(A4M)専門医、 米国先端医療学会(ACAM)専門医などの資格を取得。 発毛治療のほかに、頭髪に関する悩み(抜け毛・薄毛・白髪など)から更年期・女性ホルモンなどを専門として女性が抱える悩みに寄り添い、精神と身体の両面からケアする懇切丁寧な診療で多くの女性から高い支持を得ている。
医学博士。
国際アンチエイジング医学会(WOSSAM)専門医、米国抗加齢医学会(A4M)専門医、 米国先端医療学会(ACAM)専門医などの資格を取得。 発毛治療のほかに、頭髪に関する悩み(抜け毛・薄毛・白髪など)から更年期・女性ホルモンなどを専門として女性が抱える悩みに寄り添い、精神と身体の両面からケアする懇切丁寧な診療で多くの女性から高い支持を得ている。