【鉢花のお正月風アレンジ】クリスマスが過ぎても楽しめる「ポインセチア」の飾り方
冬の代表的な鉢花「ポインセチア」。クリスマスムードを盛り上げるのにぴったりな洋風の植物ですが、「クリスマスで終わってしまってはもったいない」と話すのは英国園芸研究家の吉谷桂子さん。ここでは、和の雰囲気を感じさせる鉢カバーや小物をあしらう簡単アレンジで、お正月気分たっぷりになる飾り方をご紹介します。
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目次
華やかな彩りが冬に重宝する【ポインセチア】
冬枯れの日々に鮮やかな彩りが目を引くポインセチア。
「花びらに見えるのは苞(ほう)という部分で、中心にある花より圧倒的に大きく華やかです。最近は赤以外の品種も登場し、クリスマス以外の時期にも楽しめます」
‘プリンセチア’は、ポインセチアと同じユーフォルビアの仲間。どちらも10度以上ある室内で管理します。本来は常緑低木ですが、日本では一年草として扱います。
【ポインセチアのアレンジ①】紅白の和紙と水引であらたまった雰囲気に
ポインセチアの仲間でかわいらしい色合いが人気のユーフォルビア ‘プリンセチア’。
「 ‘プリンセチア ルージュ’ は濃いピンクの色合いがお正月らしい艶やかさ。紅白の和紙でカバーして水引をあしらうだけで、あらたまった雰囲気にできます」
底に水を溜められる底面給水鉢なら鉢皿なしですっきりと飾れます。
鉢カバーの型紙は、包装紙などを鉢の側面にひと巻きプラス1㎝重ね、鉢の天地を指で押さえて型をとります。切り取った型紙は、左右の端を底辺に直角に折り曲げて切り落とすと、巻きつけた重なりの幅が均等に。
型紙を和紙に当て、高さ2㎝ほど足して裁断すると鉢がすっぽり隠れるので、筒状に貼り合わせて出来上がり。
市販の水引をあわじ結びなどにして巻きつけます。