冬は要注意。浴室の「寒い!」を防ぐ6つの方法を、お風呂の専門家がアドバイス
【5】水温計で湯温をキープ
湯温は温度設定していても、実際の温度と異なる場合があるので、水温計で確認するとより効果的。普通の入浴なら40度、リカバリー入浴(前回の記事を参照)なら41℃をキープします。
水温計はアナログ、デジタルなど、さまざまな種類がありますが、選ぶポイントは「水に浮くこと」「目盛りは最低1℃ずつ」「デジタルなら少数第1位まで表示」の3つ。
低温や高温になると知らせてくれる、室温も測れるといった多機能なものもあります。
【6】炭酸ガス系の入浴剤を使う
入浴剤の中でも、泡が出る炭酸ガス系は、末梢血管を拡張させて、血液循環を促進するため、温まり度は抜群。温熱効果が高いので、時短にもつながります。
とはいえ、中にはブクブクするだけの遊び要素の強い製品もあるので、しっかりした効果を求めるなら裏面を確認しましょう。
「重炭酸イオン」という文言が入っていればOKです。
基本の入浴は香りのいい入浴剤、リカバリー入浴は炭酸ガス系など、使い分けてもいいですね。
※この記事は「健康」2024年冬号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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眠りとお風呂の専門家
小林麻利子
SleepLIVE株式会社代表取締役、生活習慣改善サロンFlura主宰、睡眠改善インストラクター、温泉入浴指導員、公認心理師。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、科学的根拠のある最新研究を基に、睡眠や入浴をはじめとした、マンツーマン指導を行い、3750名以上もの悩みを解決。『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読むお風呂の魔法』(主婦の友社)など著書多数。
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