中道あんさん流・節約術。いずれ苦しい家計にならないために、60歳手前で一度、すべきこと【2023年連載1位記事】
自分にかける固定費の美容健康費について
まずは、私の場合。見た目を大切にしたいし、いつまでも若々しくキレイでもいたい。
ですので必ず月1度は美容室へ行きます。大体1万円ほど。化粧品はメイク用品よりも基礎化粧品に費用をかけています。年に2回、セールを狙ってまとめ買いしていますが、おおよそ1回に3万5000円ほど、年間7万円です。メイク用品は、デパコス中心。マスカラとアイラインは定期的に補充しています。それらをざっくり合わせると美容にかける費用は月平均2万円くらいです。
ピラティスを始めて2年になりますが、体幹が鍛えられ内臓脂肪が激減。これは生涯続けたいエクササイズです。月に6回で1万8000円。鍼灸マッサージが月に2回1万4000円。
合計3万2000円とちょっとお高めです。PC作業が多いので鍼灸マッサージは経費でもあります。なので仕事を辞めればその費用は無くなる予定。
そして、やはり病気を早期発見することは生活習慣に気を配るのと同じくらい大事です。
年1回の人間ドックが5万6千円と。月に換算すると5000円なので、サプリメント代だと思えば納得できます。美容健康費用は合計で5万7000円と高めでした。
一方、友人はカット代金1000円。なんと、私の1/10 ほど。白髪染めは自分でするので1回1000円以下。化粧品は激安のワゴンセールを大量買いして数年使っているので、もはや金額は不明。洋服はユニクロを愛用しているが、ワゴンセールの中から選ぶんだそう。「ハンガーにかかっているのは高いからダメ」なんだそうです。ここでも差をつけられてしまいました。私もユニクロでは極力セールを待って買います。夏にワゴンの中から500円のTシャツを見つけた出した時には自慢したいほどでした。大阪人は物を安く購入することに誇りすら覚えてしまいます。友人の買い物上手になんだかちょっぴり悔しい……。
そんな友人は、食費が飛びぬけて高いと嘆いていました。冷蔵庫や食品庫はストックでパンパン。冷蔵庫に入りきらないのでベランダに置いているそう。実は以前、冷蔵庫に食品を詰めすぎが原因で壊したこともあるとか。きっと消費できずに捨ててします食材も多いのではないでしょうか。食いしん坊あるあるだと思います。だから、買い物には行かない、これが一番効果ありそう。
友人はB級グルメが大好きでYouTubeで情報を仕入れては夫と食べに出かけているようです。人から見える自分がどうかよりも、自分にしか分からない喜びにはお金を惜しまない。この部分は、私のピラティス費用と同じではないかと思います。
なかなかお金の話をしにくいものですが、親しい友人からだと部分的なリサーチならできそうですね。そうして大事にしたいこと、削れるところを明確にして一つずつ手放してダウンサイジングしてくのがいいかなと思います。
とりあえず、仕事のためとはいえ週に何度かカフェでノマドワーカーを気取っていましたが、極力自宅の仕事部屋を使うようになりました。部屋を心地よくするのも節約につながりますし、習慣を変えることも節約には有効です。