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知ってる?足の正しいのばし方。【アキレス腱のばし】で筋肉の疲れをとる

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池村聡文

アキレス腱の正しいのばし方を知っていますか? ここで紹介する「アキレス腱のばし」は、ふくらはぎの筋肉とアキレス腱をのばすストレッチ。バリエーションがいろいろあるので、回を追って解説していきましょう。まずは基本型。教えていただくのは、骨盤整体高田馬場施術室院長の池村聡文さんです。

だれにでも簡単に行えて、効果は抜群!

アキレス腱は、歩いたり、走ったり、ジャンプするときにバネとして働きます。

ところが、アキレス腱がかたいとバネがうまく働かず、歩いたり走ったりするスピードが遅く、ジャンプ力がないばかりでなく、姿勢もわるくなります。そのせいで関節に負担がかかり、ひざ痛や腰痛、さらには肩こりの原因や悪化することにもなりかねません。アキレス腱とつながるふくらはぎの筋肉もかたくなり、血行不良からむくみや疲れやすさにもつながります。

アキレス腱のばしは、簡単な動きにより、体の柔軟性を高め、痛みを軽くする運動です。

何歳からでも筋力アップが可能なように、アキレス腱もやわらかくすることができます。1回20秒ずつのアキレス腱のばしで、アキレス腱とふくらはぎがやわらかくなると、歩いたり、走ったりすることが楽になります。

体を動かすことは筋力や代謝のアップ、血行改善の効果があり、ダイエットや冷えの改善にもつながります。また、筋肉のこわばりがとれ、よい姿勢を保ちやすくもなります。

基本のアキレス腱のばし

基本のアキレス腱のばしは2つです。

「ヒラメ筋+アキレス腱のばし」
「腓腹筋+アキレス腱のばし」

ヒラメ筋と腓腹筋を両方のばすことで、アキレス腱のばしは完璧です。

ヒラメ筋+アキレス腱のばし

のばすほうの足のひざを曲げるのがポイント。
この姿勢で、ヒラメ筋とアキレス腱がのびます。
つま先が、まっすぐ前を向いていることを確認しましょう。

左右20秒ずつ行います。

ひざを曲げて、つま先の向きはまっすぐ前。かかとを床につける

視線は前方がベスト。
鼻呼吸で行います。

立てひざの姿勢で行ってもOK

立てひざになってひざをかかえ込み、前傾します。
こうすることで、ヒラメ筋とアキレス腱が、無理なくよくのびます。

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