【ガーデニング】園芸家・青木純子さんの庭を美しくキープする春の作業「咲き終わった花の整理」「支柱立て」「鉢植えの夏越し準備」
約30年にわたり、京都にある自宅の庭をつくってきた園芸家・フォトグラファーの青木純子さん。年齢を重ねても、無理なく美しい庭を維持するために、試行錯誤の末、たどりついたのが「手間いらずの多年草 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。 花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。 誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。
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原種系のチューリップの整理(4月下旬)
パンジーやビオラの整理(4月下旬〜)
植物を買う前にスマホでチェックしてひと呼吸!
園芸店を訪れると、初めて出合う草花に惹かれ、ついつい衝動買いをしてしまいます。そんな草花を過去に何度も枯らしたことがあり、そのたびに後悔……。最近は衝動買いを抑えるために、スマホで植物の原産地や育て方をチェックします。情報をもとに、庭の環境や植え場所などを考えてから購入することにしています。おかげで、植物を枯らすことがほとんどなくなりました。