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【ガーデニング】園芸家・青木純子さんの庭を美しくキープする春の作業「咲き終わった花の整理」「支柱立て」「鉢植えの夏越し準備」

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青木純子

混み合ってきた花壇の整理(4月下旬〜)

4月下旬、花壇のギボウシなどの葉ものが茂り、隣の植物を覆ったり、風通しが悪くなったりしがちです。病気予防のために、混み合った枝葉を整理するのも大切なポイントです。

整理前。ギボウシが広がりすぎて、右隣のスキミア‘ルベラ’が隠れてしまっている。スキミアを覆っているギボウシの葉を取り除く。

ギボウシの葉を間引くように整理したら、スキミアの姿があらわれ、風通しがよくなった。

多年草の鉢植えの夏越し準備(5月中旬〜)

春や秋に咲く多年草は、一般的に夏の高温多湿が苦手です。花後、順番に枝葉を整理して夏越しの準備を始めていきます。

ローダンセマムの茎を約10㎝残して切り戻す。

中央の重なり合った枝葉を取り除き、風通しをよくする。

北側の半日陰、風通しのよい場所に鉢を移動。乾燥気味に管理するが、ときどき葉に水をかけてハダニの予防対策を。クロバスミレも同様に。

クロバスミレ

ローダンセマム

次回は「春におすすめの鉢植え」について、青木さんに教えていただきます。

※この記事は『長く続けられる美しい庭づくり 』青木純子著(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/青木純子

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長く続けられる美しい庭づくり

青木純子著
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