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【素敵なあの人の家時間】ブイロガー・暮らしのつづりさん「海辺の平屋で“小さく暮らす”がテーマです」

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ゆうゆうtime編集部

新しい習慣/暮らしを整える、という目標があったことが救いになりました

新しい暮らしは、コロナ禍とともに始まりました。イメージと違う仕上がりだった壁を左官屋さんに塗り直しをお願いして、小さなDIYで家具を修繕。自宅併設のアトリエに置いている大きなテーブルは、古い塗装を剝離させ自分でオイルを塗りました。チェアも座面を張り替えています。

やりたいことが山積みだったので、時間を持て余すことはありませんでした。アトリエでのワークショップを開催できず、外出すらままならなかった時期も、この家が寂しさを埋めてくれたようなもの。暮らしを整えることに没頭できました。

古家を解体する人から譲り受けたドア。勝手口のパーテーションに作り替えました。緑からマットな白に塗り替え、脚を設置。

玄関照明は入居後にシェードをはずし、自分好みの白にペイント。玄関ドアは自分でデザインして建具屋で作ってもらいました。

手をかけてメンテナンスしたテーブルとチェア。ガラスのペンダントライトは蠣﨑マコトさんの作品です。コードまで白というのが珍しく、光の輪が部屋に広がる優しい照明で、とても気に入っています。

新しい習慣/思いのほかキッチンで長い時間を過ごしています

炊飯器を手放し、無水鍋で炊いています

引っ越しを機に、炊飯器から鍋炊飯に変えてみました。やってみたら意外と簡単。冷めてもおいしいし、水加減や気温、ちょっとした違いで味わいが変化するのも面白いです。HALムスイのKING無水鍋を愛用。

調理器具は、持つ感触にもこだわります

ステンレスから木の柄の包丁、志津刃物製作所のゆりに変えました。女性の手に合う設計で、切れ味も抜群。宮島工芸製作所のイチョウ型ヘラは、鍋のカーブにぴったりフィット。しゃもじは桜の木製。竹製のミニ刷毛は、薬味をおろしたあとかき寄せるのに重宝しています。手のひらサイズでかわいいです。

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