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頻尿や尿漏れと天気の関係とは?「トイレに行きたい」が消える誰でもできる方法

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ゆうゆうtime編集部

気温や気圧など天候の変化は、体調に影響を及ぼすことがあります。低気圧が近づくと頭痛が起こりやすい、という人は少なくありません。じつは、頻尿や尿漏れについても同じことがいえるようです。日本泌尿器学会専門医の関口由紀さんに、尿トラブルとお天気との関係について伺いました。

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お出かけ前に気象図をチェック

雨が続くとき、急に朝晩冷え込むようになったときなどに、頻尿や尿漏れが起こりやすいと思ったことはありませんか?

とくに更年期以降の女性は、天気の変化によって体調に影響を受けやすくなります。気圧が低いときは頭痛がする、といった人も多いですね。

閉経後の女性ホルモンの変動により、更年期後の女性には、周期的な体調の変化や心身の不調が起こりにくくなります。そのかわりに、天候の変化によって体調に影響を受けやすくなるといわれています。頻尿や尿漏れも、お天気に影響を受けやすいのです。

冷え込んできたときは、体を温め、食事に気をつけて体調を整えると、頻尿も改善します。

外出の予定があるときは、前日に気象図をチェックしましょう。気圧の谷、前線が近づいていないか、天気予報に注意してください。雨模様ではないか、寒暖差がありそうか、などを確認します。

天候不順が予想されるときは、トイレが近くなったり、尿漏れがあるかもしれないと想定を。外出を予定しているなら、トイレの場所を確認したり、スケジュールとトイレのタイミングをシミュレーションしておくなど、準備をしておけば心強いですね。

冷え込みそうなら、温かい肌着やホットカイロ、温かい食べ物などで保温を心がけましょう。夏でも冷房のきいた環境に長時間いる予定なら、ひざ掛けやストールがあるとよいでしょう。そして、吸水パッドを用意するのも安心材料になります。

吸水パッドは進化している

頻尿の人は、外出先でトイレが見つからなかったら……、と不安になりますよね。そんなときは、外出時に「もしものときのおまもり」として、吸水パッドをショーツに装着していくとよいでしょう。バッグに1枚しのばせておくだけでも安心です。

最近は各メーカーが力を入れ、吸水パッドのバリエーションが豊かになり買いやすくなっています。給水量によって、幅広いラインナップがそろっています。

ここで注意したいのが、吸水パッドを生理用ナプキンで代用するのはダメということ。なぜかというと、血液と尿では成分がまったく異なるからです。

生理用品は、血液を吸収するためのもの。水分の吸収・保湿力が弱いため、尿ケアに使うと、ナプキンの表面に水分が残り、肌がべたべたして不快になります。尿の成分で肌がかぶれたりにおいがもれたりすることも。

その点、吸水パッドは、赤ちゃんのおむつに使われる高分子ポリマーで、尿を瞬時にしっかりキャッチするため、肌はさらさら。体圧がかかっても、じわっとにじみ出す心配もありません。においを気にすることもありません。

最近の吸水パッドは優れています。高分子ポリマーの網目で、水分とアンモニアガスが、あっという間に閉じ込められます。尿もれが気になる場合は、専用の吸水パッドを使いましょう。

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