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せっかくの休日なのにやる気が起きないときに。こころをととのえる簡単ケア

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ゆうゆうtime編集部

不安や恐れなどのネガティヴな感情を、もてあましてしまうことがありませんか。そんなときに、かたくなった感情をほぐして、こころをととのえる簡単な体のケアを知っていると、どんなに安心でしょう。ベスリクリニックの先生に、2つのケア「温冷交代シャワー」「脳幹タッチ」のやり方を伺いました。

足首をあたためる「温冷交代シャワー」

ストレスをため込むと、仕事でも、好きなことに対してさえ取り組む意欲や集中力が低下します。そうなると、せっかくの休日なのにやる気が起きない、時間ができたらやろうと思っていた趣味に集中できない、上手にリフレッシュできずにまたやるべきことに追われてストレスがたまる、という悪循環が生まれます。

その一因は脳の疲れです。脳が疲れると、「脳の司令塔」とも呼ばれる前頭前野の血流がわるくなり、意思や計画性、判断、記憶、集中、創造性、抑制といったはたらきが弱まるのです。

そこで試したいのが、「温冷交代シャワー」です。足首にやや熱めのお湯と水を交互に10秒ずつかけ、足首をあたためるだけで脳の血流がよくなります。全身の温冷交代浴よりもずっと簡単で、それでいて十分な効果があります。

お風呂から上がる前の習慣にすると、日々のこころのメンテナンスにもなります。暑い時期にシャワーだけですませたいときや、反対に寒い時期にすぐあたためたいときにも手軽に行えます。

やや熱めのお湯(42°C程度)と水を、左右の足首に交互に10秒ずつかけます。

お湯10秒・水10秒を1 回として、5〜10 回行いましょう。

効果を上げるポイントは、湯冷めをしないようにすること。
乾いたタオルですぐに水分を拭きとり、レッグウォーマーなどで保温しましょう。

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