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カレーを常温で放置すると菌が大繁殖!? 夏こそ危険が潜む【食中毒】の最新情報を公開!

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ゆうゆう編集部

カレーなど煮込み料理を常温で放置するのはNG!

病原大腸菌も比較的多い。

「命に関わることの多いO157が有名ですが、それ以外の病原大腸菌もあり、生野菜や加熱不足の牛肉などから感染します。抵抗力の弱い子どもや高齢者は重症化しやすいので気をつけましょう」

サルモネラ菌は卵、肉、魚などについている。また、黄色ブドウ球菌は人の皮膚や鼻や口の中にいる菌で、手を介しておにぎりやサンドイッチなどにうつり、感染原因となる。

「100度の加熱でも生き残るウェルシュ菌も注意が必要です」

ウェルシュ菌は自然界に幅広く存在し、牛肉、鶏肉、魚などについている。大量の煮込み料理などを常温で放置すると、急速に増殖するという。

「大鍋で作ったカレーなど、常温で4時間以上放置するのは危険。調理後は、なるべく早く食べて、残りは鍋ごと冷水につけて冷ますか、小分けにして温度を下げ、冷蔵庫で保存しましょう」

カレーなどの煮込み料理が余った際には、必ず冷蔵で保存すること。

アニサキスという寄生虫が原因の食中毒も聞く。

「サバやサンマ、アジ、イカなどに寄生したアニサキスが胃壁や腸壁に入り込み、腹痛、嘔吐などを起こすといわれていますが、胃壁にアニサキスがいても症状が現れない人もいて、近年、アニサキスに対するアレルギーが原因とも考えられています」

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