やせ体質になる【切り干し大根の食べ方】を名医が伝授。一緒にとりたい調味料とは?
「脂肪肝を防ぐための生活習慣を心がけていけば、“やせやすい体質”に変えていける」とアドバイスするのは、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅先生。新刊『内臓脂肪の名医が教える「やせる食べ物」大全』から、内臓脂肪を減らしておなかすっきり、切り干し大根の食べ方について教えていただきましょう。
▶️▶️納豆はこう食べたい!
やせ体質になる【納豆の食べ方】を名医が伝授。何とあえる?いつ食べる?
乾かして栄養を凝縮し、酢でしめて吸収アップ
野菜は干すことで水分が飛び、同じ量の中に栄養素が凝縮されます。
大根に豊富な消化酵素やミネラル分も、切り干し大根にすることでぎゅっと詰まって効率的に摂取することができます。
消化酵素が脂質や糖分などを分解し、代謝を促すビタミンB群が、分解された脂質や糖分の排出を促進。豊富な食物繊維も、便通をよくすることで体内の老廃物や余分な脂肪などの排出をサポートしてくれます。
酢と一緒に摂取すると吸収が高まるカルシウムやミネラル分も豊富なので、酢を使った食べ方がよりおすすめ。酢にも内臓脂肪を減らす作用があるのでダイエットとおなかすっきり、内臓脂肪減少の相乗効果が望めます。
DOCTOR'S COMMENT
やせ&健康サポート作用はかなりのもの。常備しやすく便利な食材なので好みのアレンジをいろいろ見つけよう。
切り干しのやせ成分
①食物繊維
切り干し大根に多い不溶性食物繊維は便秘解消作用が大。栄養素の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える水溶性食物繊維も。
②葉酸
赤血球の生産に関わるビタミンで、タンパク質の生合成を促進すること、正常な代謝を助けることなどでダイエットをサポートします。