「老後のお金がありません」とならないために…60代が考える10年ライフプラン 中道あんさん流
さて、60歳の私がどのような70代に突入したいかというと、一言でいうのならば「自由で豊かな人生を生きる」です。自由とは好き勝手ではなく、たくさんの選択肢をもち、責任をもって生きられることです。
そのために「老後」「健康」「住まい」「人間関係」「お金・資産」「生きがい」などのライフプランについて見直しや修正をしているところです。
今回は、60歳になった私が、61歳を迎えるまでに考えた10年後のライフプランについてお伝えしていきます。ライフプランについては、とくに「生きがいや」や「お金」に焦点をあてていきたいと思います。例えば、
・収入予想
・大きな支出予想
・貯蓄・資産予想
・死ぬまでにやりたいこと
・家族のライフイベント
・健康と精神面
何歳で、どんなことが起こりそうか予測して、そのときにいくらの収入と貯蓄があるのか、支出はどの程度になるのかをざっくり計算しおけば、むやみに心配することもなく、やるべきことも見えてきます。少なくても「老後のお金がありません」というようなことにはならないと思います。
私には、子どもが3人いて、既に次男は1児のパパで2人目も欲しいんだそう。まだまだ早いのに、もう中学受験のことも考えているようです。「孫を喜ばせる」ってお婆ちゃんには楽しみのひとつ。成人までお年玉や誕生日、入学・合格祝いなども準備しておきたいです。長男・長女も結婚しそうな雰囲気。どちらも結婚式などしないようなので、支度金の心配はなさそうです。あらかじめ、子どもたちのライフイベントの理想を聞いておき、どれくらい援助するのか決めておきたいと思います。また、「不公平!」だと兄妹のあいだでもめ事にならないよう、だれに何でいくら使ったのかノートに記帳しておくことも大事です。