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【前田美波里さん】75歳とは思えない引き締まった二の腕…しなやかな体と心をキープする秘訣とは?

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ゆうゆう編集部

今年、デビュー60周年を迎えた前田美波里さん。年齢を感じさせないどころか、年々パワフルさが増しているよう。周囲を明るく照らす笑顔と、舞台上で輝くしなやかな体は、どのように保たれているのか、その秘訣を伺いました。

PROFILE
前田美波里さん・女優

まえだ・びばり●1948年、神奈川県生まれ。
64年、ミュージカル『ノー・ストリングス』でデビュー。66年には資生堂のキャンペーンガールとして人気を博す。以降はミュージカルを中心に舞台、映画、ドラマ、CMなどで活躍。
今年5月には第49回菊田一夫演劇賞特別賞を受賞。近作にミュージカル『ピピン』『Endless SHOCK』など。

動ける体を維持するため、夏は冷え対策が必須

今年の夏も厳しい暑さに見舞われている。心も体も夏バテしてしまいそうだが、前田美波里さんはどうも違うよう。取材当日は初夏というのに最高気温30度超えの真夏日だったが、パリッと爽やかな笑顔でカメラの前に立ってくれた。

「私は8月8日が誕生日なので、夏はどんどん調子がよくなっていくんです。夏はいつも元気で、夏バテなんてしたことがありません。体のためにも夏は最高なんですよ。自然に汗をかけますから。無理に運動して汗をかく必要がないので、こんなにいい時季はないと思っています」

だから夏バテ対策も必要なし、と前田さん。ただし、冷房や冷たいもので体が冷えないよう、冷え対策だけは欠かさない。

「体が冷えるのは足元から。冬でも夏でも家に帰れば必ず5本指ソックスをはいて、ちょっとテレビを見るときもひざかけを使うなど、足元は絶対に冷やさないように注意しています。飲みものも、冷蔵庫から出した冷たいものは口にしません。一年中、常温がいちばん好きです。ちょっと体調がおかしいなと思ったら、夏でもお鍋に。おいしい豚肉をしゃぶしゃぶにして、レタスやにらでさっぱりと食べたり、湯豆腐にしてみたり。食事で体を温めるようにしています」

さまざまな不調を引き起こすといわれている体の冷え。だからこそ体の内も外も「冷やさない」のが前田さんの健康習慣。

「だって踊れなくなるのは嫌だし、動けなくなるのも嫌だから」

芸歴60年にして、75歳の今も舞台の第一線で活躍中。前田さんにとって何よりも大切なのが、いくつになっても動ける体。

「毎日のトレーニングは10年以上変わりません。7時半頃に起きて朝食を食べたら、家で体操してからジムへ。ウォーキングマシンで30分ほど歩き、機能改善のトレーニングやアクアビクスなどを行っています」

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