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やせ体質になる【ピーマンの食べ方】を名医が伝授。脂肪の排出を促すには?

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ゆうゆうtime編集部

「脂肪肝を防ぐための生活習慣を心がけていけば、“やせやすい体質”に変えていける」とアドバイスするのは、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅先生。新刊『内臓脂肪の名医が教える「やせる食べ物」大全』から、脂肪の排出を促すという、ピーマンのかしこい食べ方を紹介しましょう。

▶️▶️スイカのやせる食べ方
やせ体質になる【スイカの食べ方】を名医が伝授。ダイエット成分はどのへんに?

栄養野菜をまるごと食べて、脂肪の排出を促す

レモンの2倍のビタミンCに、ビタミンCの吸収や働きをサポートし、代謝を促すビタミンP、抗酸化作用の高いβ‐カロテンなどの栄養素を豊富に含むピーマン。ダイエット中は積極的にとりたい食材です。

独特の苦みや香りが苦手という声も聞きますが、そのもととなっている成分、クエルシトリンには、脂肪の代謝を促進して脂肪のため込みを防ぐ作用や、血圧を安定させる作用が期待できます。

これらの栄養素は、捨ててしまいがちな種やワタに特に多く含まれるので、取り除かずにまるごと食べるのがおすすめです。種の軽い歯ざわりや、火を通したワタのとろり感など、多彩な食感が満足感もアップしてくれます。

DOCTOR'S COMMENT
種の苦みや食感も食べ慣れると当たり前のものになるはず。気になる場合は火をじっくり入れると食べやすい。

ピーマンのやせ成分

①ビタミンP
ポリフェノールの一種でビタミンCを安定させたり、毛細血管を強くして血流を改善、悪玉コレステロールの抑制などの働きをします。

②クエルシトリン
ピーマンの苦味のもとであり、血中脂肪の抑制や代謝アップ、血圧の安定などにお役立ち。利尿作用でめぐりもサポートします。

③クロロフィル
濃い緑色のもととなる物質で、体内の老廃物の排出を助ける作用や血中コレステロールの低下作用などが期待できます。

実だけ食べても

豊富なビタミン、ミネラルなどがバランスよくとれます。

種ごと食べると

ビタミンC、カリウムのほか、ビタミンPやクエルシトリンなどの機能性成分がたっぷり。料理の手間も捨てる部分も少なくなって◎。

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