中道あんさん流 不安やストレスをスッキリ手放すための「心のリセット習慣」とは?
手放すための工夫:ポジティブな言葉に変換する
心のリセット習慣のもう一つのポイントは、不安やネガティブな思考をポジティブな言葉に変換することです。これは、心の荷物を軽くするためのテクニックの一つです。
母のことをよくブログに書いていましたが、共感や同情の他に、「おもしろい!」「くすっと笑える!」というコメントが多かったのは、母との関係性をどこかポジティブな言葉に変えて「オチ」をつけていたからです。
ブログを読んでくれた友人からは、「うちの婆さんというフレーズおもしろいわぁ、思わず吹き出して笑っちゃう。もっと読みたい」といわれたものです。
母と言葉に表すと腹立たしいのですが、“うちの婆さん”という言葉に置き換えるだけで、単なる年寄り話に思えるから不思議。
このように言葉をポジティブに変えるだけで、心の中にある重荷が少し軽くなり、不安が減少するのを感じることができます。ポジティブな言葉は、心に希望と力を与え、前向きなエネルギーを生み出すのです。
心のリセット習慣を続けるための環境作り
心のリセット習慣を日常的に続けるためには、環境作りも大切です。
たとえば、家の中に自分だけのリラックススペースを設ける。そのスペースには、お気に入りの雑貨や植物、リラックス効果の高いアロマディフューザーを置いています。そこに座るだけで、自分の心と向き合う準備が整い、不安やストレスを手放すことができるのです。
また、自然と触れ合うことも、心のリセットには効果的です。
週末に自然の中で過ごす時間を増やし、公園を散歩したり、芝生の上でゴロンと寝そべったり、ハイキングなども心がリフレッシュされ、日常のストレスがスッと消えていく感覚を得ることができます。
自分の心の荷物を見直し、書き出すことで整理し、ポジティブな言葉に変換する習慣を持つことは、心を軽くし、自分らしい生き方をサポートしてくれます。
忙しい中でも、自分に向き合う時間を作り、周りの評価や期待に振り回されない生き方を選ぶことで、老後も豊かで穏やかな時間を過ごせる準備が整います。
50代の今だからこそ、心のリセット習慣を始めて、これからの人生をもっと自由で軽やかなものにしていきましょう。
▼▼あわせて読みたい▼▼
>>「老後のお金がありません」とならないために…60代が考える10年ライフプラン 中道あんさん流 >>貯まる人になる!「お金のメンタル」のコントロールとは? 中道あんさん流 家計術 >>中道あんさん流 貯金できない人におススメする「お金」の管理術とは?ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました
中道あん著
主婦の友社刊
ひょんなことから50代にひとり旅を経験した著者。これまで「旅はだれかと行くもの」「ひとり旅って楽しいの??」と思っていたのに、経験してみたらものすごく楽しかった!そこから国内ひとり旅に目覚め、今回とうとう海外ひとり旅にもチャレンジ。しかも、目的地はずっとあこがれだったパリ!(ティファニーの指輪はあきらめて涙)。ただし、国内は旅慣れてきたとはいえ、純粋な海外ひとり旅は初めて。ホテルはどうする?言葉は大丈夫?ぼったくられたりしない??ドギマギしながら準備をし、いざパリへ!!60才を迎えた著者の初めて体験を通じて、読者もパリをひとり旅している気分になれる1冊。さらに、大人の女性のひとり旅ならではの実用情報も満載(荷物の準備は?資金の作り方は?言葉は?危険じゃないの?現地でどう過ごす?etc.)。クスッと笑える、繰り返し読みたいシニアのリアル旅エッセイ。
※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)