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【ガーデニング】いつもと違うパンジー&ビオラ 個性的に楽しむ4つのポイントとは?

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光武俊子

晩秋に植えると春遅くまで咲き続けるパンジー&ビオラ。この時期の庭やベランダに欠かせない定番です。けれども、毎年長い間咲かせるうちに飽きてしまったことがありませんか? 定番の花を今年はちょっと工夫して、新鮮な楽しみ方を提案します。

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Point1 パンジーとビオラの違いを生かす楽しみ方

パンジーとビオラは同じスミレの仲間です。多くの原種から品種改良によって誕生したパンジーとビオラは、花の大きさによって区別されます。花径4cm以上がパンジーで、4㎝未満がビオラ。ただ、近年は小輪パンジーという品種もあるので、ちょっと見分けにくいかもしれません。

性質的には、ビオラのほうが原種に近いサイズだからでしょうか、寒さに強く冬も連続して咲き続ける傾向が強いです。花数も多く、日陰でもよく咲きます。一方、パンジーは大きな花が遠くからでも目立つため、とくに海外では人気が高いそうです。

こうした違いを知っていると、花の大小を組み合わせたり、日陰の庭をビオラで冬中にぎやかに飾ったり、通りから眺められる窓辺をパンジーで華やかに見せたりできます。

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パンジーの人気品種‘モルフォ’とビオラの‘タイガーアイ’

Point2 パンジーとビオラの花色バリエーションを満喫!

パンジーとビオラは晩秋から晩春まで長く咲く花として人気がありますが、豊富な花色のバリエーションも人気の理由のひとつです。これら園芸品種の親になった原種ビオラ・トリコロルの和名は三色菫(サンシキスミレ)。紫と白と黄色の花色から、今ではオレンジ色やピンク系、純白や黒に近い濃い紫まで誕生しています。

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印象的なブラックビオラ

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爽やかなブルーパンジー

見慣れた花色を毎年育てている方は、今年こそちょっと変わった花色を選んでみませんか。オレンジ一色のビオラに黄色一色のビオラを組み合わせたり、濃いワインレッドの花色に淡いピンクを添える、同系色コーディネートはセンスよく目を引きます。

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オレンジ系の組み合わせ

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ワインレッドのビオラ

花色の組み合わせを楽しめるようになったら、つぎはコンテナとの組み合わせも楽しみましょう。コンテナを同じ色でそろえると、花色は結構バラバラでも散らかった感じになりません。逆に花色を黄色系などにそろえると、コンテナのテイストは少々バラバラでも統一感があってまとまって見えるものです。

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白のコンテナで組み合わせ

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黄色系の花で組み合わせ

エディブルフラワーとは、食用可能な花のことを指します。ナスタチウム、ビオラ、キンギョソウ、バラ、カレンデュラなどがあり、サラダやケーキの飾りつけに用いられます。ビタミンやポリフェノールを含むものもあり、栄養価が高い場合もあります。ただし、観賞用の花には農薬が使用されていることが多いため、食用に適したものを選ぶ必要があります。

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グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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