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59歳・君島十和子さんが作る【腸活ボロネーゼ】はひき肉ではなく、まさかの食材を使っていた!

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ゆうゆう編集部

インスタグラムでの「腸活クッキングライブ」が大好評の君島十和子さん。「アラ還」とは思えない美しさの秘訣は腸活にありました! 話題の新刊『君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』からその極意をご紹介します。第2回は、「高野どうふときのこの腸活ボロネーゼ」のレシピ。君島家で大好評の腸活レシピです。

▼第1回はこちら▼

奇跡のアラ還!君島十和子さんの美しさを支える「腸活レシピ」。人気No.1【白みその腸活ポトフ】は野菜の切り方にコツが!

腸活するといいことずくめ

腸活は、「腸内環境を整える活動」ですから、無理なく毎日続けることが大事です。
君島家は、常に腸活を意識した食事を心がけています。
腸内環境が整うと、体や心の健康状態がよくなります。

ここでは、腸活を続けるメリットを5つ、ご紹介しましょう。

【1】免疫力が高まる

ウイルスは鼻や口から侵入し、気道や腸などの粘膜を越え、細胞組織に入り込んで感染します。ウイルス感染を防ぐのは免疫細胞で、その7割が腸の粘膜で待機し、ウイルスが入ってくるとすばやく攻撃して体を正常に保つ働きをします。腸内環境が良好になれば、免疫細胞がしっかり働くので免疫力が高まります。

【2】メンタルが安定する

脳と腸は「脳腸相関」という互いに影響し合う関係で、腸内環境が整うことで脳もポジティブになり、やる気がアップします。また幸せホルモンのセロトニンは腸内でも作られていて、脳のセロトニンと影響し合っているといわれています。眠りの質もよくなるので、疲労が回復してストレスが軽減し、メンタルが安定していきます。

【3】お通じがよくなる

慢性的な便秘や、運動不足、ストレスによる便秘、逆に下痢しやすい、便秘と下痢が交互に起きるなど、おなかの不調の原因は、腸のぜん動運動が正しく行われていないから。食物繊維や発酵食品など腸によい食事と適度な水分をとり、運動を実践することでぜん動運動が正しくなり、便秘や下痢が改善されます。

【4】太りにくくなる

腸は内臓や神経、細胞など、体のすみずみまで影響を及ぼしています。腸内環境が整うと消化吸収や排泄がスムーズになり、代謝がアップ。エネルギー消費が促されます。腸にいいものを食べてきちんと排泄することで太りにくい体になり、心にも体にも無理のない健康的な状態を保つことができます。

【5】お肌がきれいに!

脳と腸は密接に関係しているため、ストレスがたまるとおなかの調子が悪くなって肌荒れが生じることもあります。逆に腸の調子がよければメンタルが安定し、ストレスも軽減。皮膚へも栄養がいきわたり、肌ツヤがよくなります。また、老廃物や余分な水分をきちんと排泄することでむくみがとれ、自信をもてる肌に近づきます。

高野どうふときのこの腸活ボロネーゼ

高野どうふは、たんぱく質や大豆イソフラボン、食物繊維などが豊富に含まれている腸活食材。きのこもたっぷりで栄養満点。ひき肉なしでも食べごたえ十分です。

「高野どうふが、まるでひき肉のような食感! トマトピュレを使うことで、 短時間で濃厚な風味に仕上がります」

パスタはグルテンフリーのめんにしてもOK!

1人分 442kcal 食物繊維 8.7g Cooking Time 約25分

材料(4人分)

パスタ......4人分(300g程度)
高野どうふ......3個(50g)
玉ねぎ......1/2個
きのこ(まいたけ、エリンギ、しめじ)……合わせて250g
にんにく......1かけ
ベーコン......40g
赤ワイン......50ml
A カットトマト缶......400g
A トマトピュレ......100g
A 固形ブイヨン......1個
米油......大さじ1
塩......小さじ1程度
こしょう......適量
パセリのみじん切り......少々
パルミジャーノ・レッジャーノ(チーズ) ......適量

作り方

【1】高野どうふは水にひたしてもどし、しぼってみじん切りにする。玉ねぎ、きのこ、にんにく、ベーコンもみじ ん切りにする。

【2】フライパンに米油、にんにく、ベーコンを入れて弱火にかける。香りが立ったら玉ねぎを加えて中火でいため、玉ねぎが透き通ってきたらきのこを加える。

【3】きのこがしんなりしたら高野どうふを加えて1〜2分いため、赤ワインを注いでさっといためる。Aを加えて煮立ったら弱〜中火にして煮詰める。

【4】なべにたっぷりの湯を沸かして塩 (分量外 )を加え、パスタを表示時間どおりゆでてざるにあげる。

【5】3の水分がとんで煮詰まったら塩、こしょうで味をととのえ、ゆであがったパスタを加えていため合わせる。器に盛り、パセリとチーズを振る。

<Point>水でもどした高野どうふは、水けをしっかりしぼるのがポイント! 味をよく吸収します。

教えてくれたのは

profile
君島十和子さん
きみじま・とわこ●1966年東京都生まれ。FTCクリエイティブディレクター、美容家。2人の娘をもつ母。ファッション誌の専属モデルや女優として活躍後、結婚を機に芸能界を引退。現在は自身のスキンケアブランドの仕事の他、テレビや雑誌でも活躍。自身のSNSでのさまざ まな配信は、ポジティブで飾らない人柄にふれられると、心待ちにするファンが多い。『アラ還十和子』(講談社)、『十和子道』(集英社)など著書多数。
YouTube「君島十和子チャンネル」
Instagram @ftcbeauty.official
Instagram @ftcbeauty.staff
X @FTC_beauty

※この記事は「ゆうゆう」2025年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」

君島十和子著、小林暁子監修
主婦の友社刊

美容家として、自身がプロデュースするスキンケアブランドFTCの「顔」として理想の美を追求する十和子さん。
10年ほど前、体の中からキレイになることの必要性を実感するなかで「腸活」に出合い、その魅力をInstagramなどを通して発信してきました。月イチで行っているクッキングライブでは「腸活レシピ」をリアルに調理する様子を配信。これが大好評で、レシピ本でまとめて読みたいという声が続々届き、本書に実を結びました。レシピに加えて、十和子さんが愛用している腸活食材や調味料などもしっかりご紹介。腸活の効果を上げる生活習慣も公開します。

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