74歳と聞いてびっくり!着こなしが人気のインスタグラマー【伊藤紀子さん】「元気なうちにやりたいことは全部やる!」
帽子とコーディネートしたおしゃれな着こなしが人気の伊藤紀子さん。新しいことにどんどん挑戦していける秘訣を伺いました。
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PROFILE
伊藤紀子さん 74歳 インスタグラマー
いとう・のりこ●25歳のときに大手アパレルのデザイナーに。
72歳でシニアモデル。手作りのブランド名はLi-Cotto。
インスタグラム @rico-style2016
習い事の先生が54歳で亡くなり、再度生き方を見つめ直した
伊藤紀子さんは幼い頃からファッションが大好き。就職後も夢をあきらめきれず夜間の洋裁学校に通い、退職後、さらにデザイン学校に通い、25歳でアパレル企業のデザイナーになった。結婚当初、夫は海外へ単身赴任。1年半後、家族もその国へ。帰国後は夫の実家で同居。保険営業やブティック店員、損保事務などさまざまな仕事に就いてきた。現在は、自作の洋服販売やウェブCMのモデルなど仕事は多彩だ。元気なうちに「やりたいことは全部やろう!」と決めている。
「あと何年働いたら、厚生年金はいくら」としっかり計算もしてきた。今、暮らしに少しゆとりがあるのは、ずっと働いてきたご褒美だ。夫の年金約18万円で生活費をまかない、自分の年金約10万円と洋服販売収入は、お小遣いや貯金、自分の保険料、習い事に充てている。
もともとチャレンジ精神旺盛な伊藤さんだが、あらためて人生を見つめ直すきっかけがあったという。
お世話になっていたバレスト(バレエとストレッチを合わせたもの)の先生が54歳の若さで亡くなった。伊藤さんは非常にショックを受け、人は、いつ死ぬかわからない、生きているうちにもっと楽しまなければと強く思ったそうだ。