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年末までにやっておきたいバラ仕事 ―初心者のバラ育てQ&A

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吉原美奈子

Q 大苗はいつ、どう植えればいいですか?

A 冬は大苗と呼ばれる充実した苗が出回ります。大苗の植えつけは11月下旬~3月上旬が適期とされますが、12月が最適です。
植えつけてすぐに芽を出すこともなく、根はしっかりと早春まで土中でなじむことができます。

植えつけ前に土を耕し、深さ、直径共40㎝ほどの穴を掘ります。穴の中に市販のバラ専用培養土を少し入れます。苗の根を広げながら穴の中央に置き、テープが巻かれた継ぎ目の部分が地表にくるように培養土を足し入れし、高さの調整をします。

トルコ、イスパルタ地方のロサ・ダマセナの畑。香水生産のために栽培され、収穫しやすい高さに整えられています。

高さが決まったら残りの培養土に規定の量のバラ専用肥料を入れて穴を埋め戻します。
培養土を使用しない場合は、掘り上げた土に腐葉土バケツ1杯、油かす、骨粉、草木灰各300gを混ぜ、それを埋め戻してもいいのです。

加える有機質や肥料はバラ愛好家によりそれぞれで、ピートモスや牛ふん、馬ふんなどを使う人もいます。栽培に慣れてきたら自分なりの土で植えてみるのも楽しいものです。

植えつけが終わったら名札を立て、水をバケツ1杯以上静かに与えます。

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