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年末までにやっておきたいバラ仕事 ―初心者のバラ育てQ&A

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吉原美奈子

Q 大苗はいつ、どう植えればいいですか?

A 冬は大苗

大苗とは、ある程度の生長を遂げた苗木のことを指し、特にバラや果樹の苗でよく使われる用語です。根がしっかりと張り、幹や枝が太くなっているため、植えつけ後の活着率が高く、すぐに花や果実を楽しむことができるメリットがあります。

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と呼ばれる充実した苗が出回ります。大苗

大苗とは、ある程度の生長を遂げた苗木のことを指し、特にバラや果樹の苗でよく使われる用語です。根がしっかりと張り、幹や枝が太くなっているため、植えつけ後の活着率が高く、すぐに花や果実を楽しむことができるメリットがあります。

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の植えつけは11月下旬~3月上旬が適期とされますが、12月が最適です。
植えつけてすぐに芽を出すこともなく、根はしっかりと早春まで土中でなじむことができます。

植えつけ前に土を耕し、深さ、直径共40㎝ほどの穴を掘ります。穴の中に市販のバラ専用培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を少し入れます。苗の根を広げながら穴の中央に置き、テープが巻かれた継ぎ目の部分が地表にくるように培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を足し入れし、高さの調整をします。

年末までにやっておきたいバラ仕事 ―初心者のバラ育てQ&A(画像6)

トルコ、イスパルタ地方のロサ・ダマセナの畑。香水生産のために栽培され、収穫しやすい高さに整えられています。

高さが決まったら残りの培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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に規定の量のバラ専用肥料を入れて穴を埋め戻します。
培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を使用しない場合は、掘り上げた土に腐葉土バケツ1杯、油かす、骨粉、草木灰各300gを混ぜ、それを埋め戻してもいいのです。

加える有機質や肥料はバラ愛好家によりそれぞれで、ピートモス

ピートモスは、寒冷地の湿地に生える水ゴケが堆積し、腐食化した土のことです。酸性で無菌に近く、ブルーベリーなど酸性を好む植物の栽培に適しています。

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や牛ふん、馬ふんなどを使う人もいます。栽培に慣れてきたら自分なりの土で植えてみるのも楽しいものです。

植えつけが終わったら名札を立て、水をバケツ1杯以上静かに与えます。

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PICK UP 編集部ピックアップ

オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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シュートとは、植物の株元や枝から伸びる新しい枝のことを指します。​特にバラでは、勢いよく出た新しい枝は将来の主枝となる重要な枝であり、適切な管理が必要です。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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