2025年大河ドラマ【べらぼう】横浜流星が演じる「蔦屋重三郎」って、何をした人?
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鷹橋 忍
蔦重が生まれ育った街「吉原」とは?
最後に、蔦重が生まれ育った吉原をご紹介します。
江戸で唯一の公認遊郭である吉原は、もともとは日本橋の葺屋町(かやぶきやちょう/現在の中央区日本橋人形町)に設けられていましたが、明暦3年(1657)の「明暦の大火」(振袖火事)の後、浅草付近の日本堤(現在の台東区千束)に移転しました。前者を「元吉原」、後者を「新吉原」といいますが、新吉原は「吉原」と称するのが通例となった(安藤優一郎『蔦屋重三郎と田沼時代の謎』)ので、ここでは吉原と表記します。
蔦重が養子に入った「蔦屋」は一般的な茶屋ではなく、男性客を遊女屋へ案内する「引手茶屋(ひきてぢゃや)」だったと考えられています。「悪所」と称される吉原ですが、吉原のガイドブックといえる『吉原細見(よしわらさいけん)』の編纂・改訂することにより、蔦重は大きなチャンスを掴んでいきます。
蔦重の活躍が楽しみですね。
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