記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】寒さの中で咲く花[9選]春の訪れを教えてくれる

公開日

更新日

光武俊子

まだ寒さ厳しい2月に花を咲かせ、春の訪れを教えてくれる花があります。足元に咲く球根や山野草の小さな花、枯れ木のように見える花木

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る
など、派手さはないけれど心温めてくれる花を身近に育てたいものです。

▼こちらもどうぞ▼

【ガーデニング】初めてでも育てられる「洋ラン」の世界【5選】

春を告げる花が気持ちをパッと明るくする

冬枯れた景色の中で北風に首をすくめて歩いているとき、ふと目をひく花があります。よそさまの生垣越しにのぞいたウメの花、門扉の前に飾られた鉢植えのクロッカス、歩道の花壇に群れ咲くスイセン。空気はまだ冷たくても、春の訪れが近いことを告げる花と出合うと思わず笑みがこぼれます。

無彩色だった世界に光が差して、気持ちがパッと明るくなるようです。そんな花たちを庭やベランダに招き入れ、毎年春一番に咲かせませんか。おすすめは寒さのなかでじっと耐え、ほんの少しの春の兆しをとらえて咲く球根の花や山野草、冬は落葉している花木

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る
です。

今年は早くも園芸店に開花株が並んでいるのではないでしょうか。まだ蕾がいくつかある鉢植えや苗を求めて、そのまま楽しんだら花後に鉢に植え替え、ゆっくり効く肥料をお礼肥

お礼肥とは、植物が花を咲かせたり、果実を実らせた後に施す肥料のことです。消耗した栄養を補給し、翌年の花つきや生長を促すために行われます。

詳細を見る
えとして施します。来年の春一番も知らせてもらえるように管理する栽培法は記事の最後にまとめます。

【医師がすすめる】更年期にいいサプリメントとは? PR

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

詳細はコチラ

春を告げる球根植物、山野草、花木[9選]

球根植物

甘い香りで春を告げる【ニホンズイセン】

開花期:12~4月
草丈:20~50㎝

スイセンはヨーロッパや地中海沿岸などに30種ほどの原種

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

詳細を見る
が自生していますが、中国や日本に自生するスイセンを和名でニホンズイセンといいます。小ぶりの花を房咲きにつけて、甘い香りで春を告げます。房総半島などでは年末から咲き出し、東京でも1月下旬に開花。この時期に咲く花としてはすらっと伸びる花茎が、切り花にも喜ばれます。

愛らしい姿は春の妖精そのもの【スノードロップ(ガランサス)】

開花期:1~3月
草丈:5~15㎝

雪の積もる長野県北部からも1月に開花の知らせが届くほど、いち早く咲き出します。小さなものでは5㎝ほどの花茎に白い花を下向きに咲かせる愛らしい花。雪の下から咲き出す強さを秘めながら、晩春に多くの花が咲き出すころには茎葉も消えてしまうので、スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる植物のひとつです。 

春の光を一心に集めるまばゆさ【クロッカス】

開花期:2~4月
草丈:5~10㎝

雪の中でも蕾を立ちあげますが、日ざしが差さないと蕾が開きません。春の光を集めてぱっちりと咲く姿が春の温もりを感じさせます。黄色のほかに白や紫色、紫色のストライプなどの園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
があります。花後に細い葉を伸ばし、光合成によって養分を球根に蓄えます。

PICK UP 編集部ピックアップ

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

詳細を見る

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る
画面トップへ移動