これさえあれば餃子もオムレツもプロの味!人気料理研究家・藤井恵さん愛用の【浅めの鉄鍋】とは?
料理研究家・藤井恵さんにとって、使い勝手のいい道具は心強い「相棒」。料理のおいしさの決め手となり、料理の新たなヒントを授けてくれるもの、と言います。そんな藤井さんの愛用ツールの一部と、その得意レシピをご紹介します! 今回のツールは「浅めの鉄鍋」です。
▼こちらもおすすめ▼
洗い物も激減!人気料理研究家・藤井恵さんの「卵焼き器」ひとつで作れる【から揚げ弁当】レシピ藤井 恵さん
ふじい・めぐみ●料理研究家、管理栄養士。
女子栄養大学栄養学部卒業。日々のご飯のおかずから、お菓子、おつまみまで幅広く手がけ、そのおいしさと作りやすさ、センスのよさには定評がある。
『藤井恵 おいしいレシピができたから』『THE 藤井定食』など著書多数。
愛用ツール【浅めの鉄鍋】
素材のうまみを凝縮、棒餃子はカリカリに!
厚手で蓄熱性が高い鉄鍋。浅型のものは、焼く、炒める、煮る、オーブンの4つの調理が可能。藤井さんは直径22㎝のものを愛用。
「鉄鍋は、フッ素樹脂加工のフライパンよりも食材の張りつきが強く、浅型なら火の通りも抜群です。棒餃子はカリカリ度がアップ。きのこを炒めれば、うまみが凝縮され、香りも立って、おいしさが引き立つのでうってつけです」
カリカリの幸せ食感!【棒餃子】
焼く前に、鉄鍋をじっくりと熱するのがコツ。鍋ごと食卓に出して、熱々をどうぞ。
材料(30個分)
餃子の皮(市販) ・・・ 小30枚
豚ひき肉 ・・・ 200g
キャベツ ・・・ 300g → みじん切り
塩 ・・・ 小さじ1
【A】
ねぎ ・・・ 1/3本
おろししょうが ・・・ 大さじ1
酒 ・・・ 大さじ1
しょうゆ、砂糖 ・・・ 各小さじ1
片栗粉 ・・・ 大さじ1
太白ごま油、ごま油 ・・・ 各大さじ1
太白ごま油 ・・・ 小さじ1
ごま油 ・・・ 小さじ1
作り方
❶キャベツは塩をまぶし、しんなりとしたら水けをしぼる。
❷ボウルにひき肉を入れて【A】を順に加え、そのつどよく混ぜる。①を加えてねり混ぜ、30等分する。
❸餃子の皮の縁に水を塗り、中央に②をのせ、皮の手前と奥を折ってとじる。残りも同様にする。
❹鉄鍋は中火でよく熱して、太白ごま油を引いてさらに熱し、③を並べ入れる。
❺薄く焼き色がついたら水200mlを回し入れ、ふたをして7~8分蒸し焼きにする。
❻ピチピチと音がしたらふたを取り、水分がとぶまで焼き、ごま油を回し入れ、強めの中火にしてこんがりと焼き色をつける。
※そのまま食卓に出す。食べ終わったら残りも同様に焼く