記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】3月中旬からはバラの生長期。一番必要な作業は?手のかけすぎに気をつけて

公開日

更新日

吉原美奈子

株が混み合わないうちに雑草対策を

3月に一番必要な作業は、株元の雑草取りかもしれません。最近はシュラブローズが人気ですが、シュラブは株元から横に向かって枝が伸びる品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
も多く、伸びるにつれて株元に手が入りにくくなってきます。

【ガーデニング】3月中旬からはバラの生長期。一番必要な作業は?手のかけすぎに気をつけて(画像6)

淡いピンクのバラとブルースターの、パステルカラーの組み合わせ。切り花のブーケですが、花の組み合わせは庭でも鉢同士で隣り合わせてもおしゃれで参考になります。

こうなると雑草が生えてきても根元から引き抜くのが困難で、以降ずっと雑草に悩まされることになります。早いうちからこまめに引き抜いて株元を清潔にしておきましょう。除草が終わったら腐葉土や細かいバークチップを敷くと以降の雑草が生えにくく、手入れがラクになります。

また、植えて間もない苗には支柱を立て、風で倒れるのを防いでやりますが、3年目以上のブッシュローズの成木には原則、支柱は必要ありません。バラは基本的に支柱や壁に沿わせると枝が伸びる性質があるからです。
品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
の特徴や目的にもよりますが、株バラをがっしりと育てたい場合は、長すぎる支柱は立てないほうがよいでしょう。

▼2024年3月16日に配信した記事を再編集しています。▼

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニング】つるバラをきれいに誘引して、素敵なバラ庭を目ざす! >>【ガーデニング】つるバラを植える際の基本ポイント 初心者のバラ育てQ&A >>【ガーデニング】2月下旬から冬剪定の作業スタート!バラを若返らせ、よい花を咲かせる

PICK UP 編集部ピックアップ

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

芽かきとは、植物の不要な芽を摘み取る作業です。芽を減らして実つきや花数をコントロールすることで、良質の果物や野菜を収穫したり、花を大きく咲かせたりすることができます。

詳細を見る

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

詳細を見る

元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

詳細を見る
画面トップへ移動