記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】晩春から秋まで咲くおすすめの花[8選]いつも花のある庭に!

公開日

更新日

光武俊子

1年中花が咲いている庭やベランダを実現したい! お花好きなら誰しも一度は願うことです。「でも、なかなかうまくいかない」とお嘆きのみなさん、その希望をかなえるためには長く咲いてくれる草花を選ぶことが大切です。まずは晩春から長く咲くおすすめ草花を紹介します。

▼こちらもどうぞ▼

【ガーデニング】組み合わせが楽しくなる!「一年草と多年草」8選

長く咲く花の選び方

草花には、秋から春まで咲くパンジー&ビオラのように開花期間の長い花もあれば、チューリップのように1週間から10日ほどで散ってしまう花もあります。長く咲く花を選べば、晩春(4月下旬~5月)と晩秋(10月下旬〜11月)の二度植え替えるだけで、一年中花が途切れない庭やベランダが実現できるわけです。

では、開花期間の長い花にはどんなものがあるかというと、パンジー&ビオラのような一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る
が多いです。ただ、植えたままで毎年咲く多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る
や低木のなかにも、「四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

詳細を見る
性」といって春から秋まで繰り返し何度か咲くものがあるので注目してみましょう。

植物カタログを見ると、かなり長い「開花期」が書いてあるのに、「育ててみるとそれほど長く咲かなくてがっかりした」という経験がありませんか? 

それは開花期イコール開花期間ではないということです。開花期は、南北に長い日本列島で最初に咲く時期から最後の咲き終わりまでを示していたり、早咲き品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
から遅く咲く品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
までを網羅しています。先ほど触れたチューリップも早生から晩生品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
まであるため、開花期は3月下旬~5月上旬です。長く咲く花を選ぶためには開花期ではなく、開花期間の長いものに着目してください。

また、本来は長く咲く植物でも、鉢が小さくてよく育てられなかったり、しょっちゅう水切れさせてダメージを与えたりすると、長く咲き続けられません。日当たりが悪いなど、環境が合わない場合も、花数が少なくなりがちです。長く咲く花をしっかり長く咲かせるためのコツは、記事の最後でまた触れます。

【医師がすすめる】更年期にいいサプリメントとは? PR

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

詳細はコチラ

晩春から長く咲くおすすめの花8選

高温・強光・乾燥に強い【ニチニチソウ】

開花期間:5~11月
草丈:10~50㎝

近年登場した小花多花性の園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
‛フェアリースター’などが大人気。過湿による蒸れや肥料過多は苦手でも、暑さや強光を好み、乾燥にも強いので、酷暑の夏も咲き続けます。ビンカと呼ばれることがありますが、これは花がよく似たツルニチニチソウの学名で間違いです。

花つきよく連続開花性もアップ【エボルブルス】

開花期間:5~10月
草丈:20~40㎝

アメリカンブルーと呼ばれる一般種が親しまれてきましたが、花色が濃く花つきがよく、秋にはさらによく咲く新品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
’ブルーラグーン’などが登場しています。よく枝分かれする茎は横に広がって伸びるため、吊り鉢やバスケット、花壇の縁取りなどで爽やかな花を楽しめます。

霜が降りるまで咲き続ける【ベゴニア・センパフローレンス】

開花期間:4~11月
草丈:20~40㎝

多くの仲間があるベゴニアのなかで長い開花期を誇り、お手ごろ価格の苗が豊富に出回るため、最も身近な花です。公園の花壇や街角の植栽でよく見かけるように、手間をかけなくても咲き続けるのが特徴。多肉質の茎葉に水分を蓄えるため、水切れにも強い性質があります。

家庭菜園でも人気のハーブ【マリーゴールド】

開花期間:4~10月
草丈:20~50㎝

街角でよく見かけるなじみ深い花ですが、地中の線虫を防除するハーブとしても人気。トマトなどのコンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、互いに相性のよい植物同士を近くに植えることで、病害虫の予防や生長の促進など相互作用を生かす栽培方法です。例としてバジルとトマトの組み合わせがあり、家庭菜園での自然な害虫対策として注目されています。

詳細を見る
として利用されます。また、ボール状の花序を大きく掲げるアフリカンタイプや、一重の可憐な花を咲かせるメキシカンタイプなど、多彩な品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
があります。

【ガーデニング】晩春から秋まで咲くおすすめの花[8選]いつも花のある庭に!(画像5)

アフリカンタイプ

【ガーデニング】晩春から秋まで咲くおすすめの花[8選]いつも花のある庭に!(画像6)

フレンチタイプ

PICK UP 編集部ピックアップ

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る
画面トップへ移動