クローゼットをあけるのが”楽しくなる”上手なしまい方｜人気整理収納アドバイザー【中山真由美さん】直伝
「クローゼットの中身は、人生そのもの。向き合うことで、今の自分に必要なもの、必要でないものが見えてきます」と話すのは、整理収納アドバイザーの中山真由美さん。クローゼットの整理は、これからの人生を豊かに、そして身軽にするための第一歩。ぜひ今から始めてみませんか。
▼前回記事はこちら▼
>>クローゼットの収納で“残すもの、手放すもの”の選び方とは？｜人気整理収納アドバイザー【中山真由美さん】直伝
教えてくれたのは
中山真由美さん
整理収納アドバイザー、お部屋と心のカウンセラー
なかやま・まゆみ●「元・片づけられない人」だった自身の経験から、捨てられない、片づけられない人の心に寄り添う整理収納術を発信。
全国から依頼の絶えない対面＆オンラインでの整理収納サービスは、ものだけでなく、心の整理もサポートしてくれると人気を集めている。
著書に『10分でスッキリ！ 捨てない片づけ』（主婦と生活社）他。
クローゼット整理に挑戦するのは
島田由美子さん
ゆうゆうフレンド
しまだ・ゆみこ●66歳、夫との2人暮らし。
「クローゼットの中は服で大混雑。何がどこにあるかわからないから、服を選ぶのも苦痛です。本当に着たい服だけが並ぶ、すっきりとしたクローゼットにしたい！」
適材適所に収めて使いやすさをアップ【しまう】
「クローゼットは上段、ハンガーバー、下段を上手に使い分ければ自然と使いやすさがアップします」（中山さん）。基本の使い方をマスターして、ストレスゼロのクローゼットに。
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疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期？それとも単なる老化？」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。
詳細はコチラ上の棚、50代以降はどう使う？
50代以降はできるだけ軽く使用頻度が低いものを置くスペースに
手を伸ばさなければ届かない上の棚。「この場所は、使用頻度の低いものやシーズンオフの衣類、思い出の品などを収納するのに適しています。ただし、奥に入れたものが迷子になりがちなので、そのまま置くのは×。ケースなどに入れ、中に何が入っているかわかるようにラベリングしておくと、いざというときにサッと取り出せます」（中山さん）
軽量で落ちても壊れにくい「ソフトケース」が◎
出し入れの際や、地震のときなどに収納ケースが落ちてくると危険。「高い位置に収納する場合、ケース自体が重かったり、硬かったりするものは不向き。布製や紙製がおすすめです。取っ手や持ち手がついているタイプだと、さらに取り出しやすくなりますよ」（中山さん）
「タグ」をつけると見つけやすい
いちいちケースを下ろして中を確認しなくてすむように、ラベリングは必須。「使用頻度が低いものほど、中に入っているものを具体的に書いておきましょう」（中山さん）。タグは100円ショップなどで購入できる。
迷ったものは…
手放すかどうか悩んだものは「迷いBOX」へ
「選ぶ」ステップで手放す判断がつかなかったものは、いったん「迷いBOX」へ。「無理に手放すことはありません。次の衣替えの時期に見直し、改めて『残す』『手放す』の判断を。タグに見直す時期を記入することを忘れずに」（中山さん）
大切な思い出の品は…
形見など残したいものは「思い出BOX」へ
思い出も、それにまつわるものも、どちらも多いのがゆうゆう世代。「子どもの作品や形見の品など、残したいものは『思い出BOX』にまとめて収納しましょう。棚に置く際は、すぐ取り出せるようにしておきたいBOXほど手前に」（中山さん）
急なときも慌てず安心
必要なものをすべてまとめて「冠婚葬祭BOX」へ
いざというときに「あれがない！」と慌ててしまうことが多い、冠婚葬祭にまつわるアイテム。「特に葬儀は突発的に起こることなので、慌ててしまいがち。もしもに備えて、数珠や袱紗、香典袋、筆ペン、ストッキングなどをひとつのケースにまとめておくと安心です」（中山さん）
