クローゼットをあけるのが”楽しくなる”上手なしまい方|人気整理収納アドバイザー【中山真由美さん】直伝
カラーボックスも使い方次第で超万能ツールに
立てれば型崩れ防止に
バッグは種類別に立ててケースに収納
よく使うバッグは1軍、ときどき使うものは2軍、ほぼ使わないがとっておきたいものは3軍に分類。「1軍はすぐ使えるようにハンガーバーにかけて収納。2軍、3軍は種類別や用途ごとにケースに入れ、立てて収納を。ケースに入れると型崩れ防止になり、使うときも取り出しやすくなります」(中山さん)
風通しもアップ!
カラーボックスに「キャスター」をつけると出し入れがしやすい
クローゼットの下部にカラーボックスを入れ、棚代わりにしていた島田さん。「床にカラーボックスなどを置く場合は、キャスターをつけると通気性がアップ。カビが防げて、掃除もしやすくなります。キャスターは100円ショップで手に入り、簡単に取りつけられます」(中山さん)
すぐに洗濯しない服は「一時置きBOX」に
一度着ただけでは洗濯しないパジャマやニット類は「一時置きBOX」にイン。「枠を作ると自然にそこへ戻すようになるので、服が散乱しなくなります。置き場所は、服を脱ぎ着する場所の近くが◎」(中山さん)
ハンガーバー
ハンガーをそろえると統一感が出てすっきり
ハンガーの色をそろえると、すっきり感が大幅にアップ。「色は白よりも高級感の出るグレーがおすすめです。服をかける際には、使用頻度ごとにスペースを分けるか、丈をそろえてかけましょう。後者だと下部に空間が生まれ、バッグなどの収納スペースとして有効活用できます」(中山さん)
整理を終えて「クローゼットを開けるのが楽しみに!」
「服が一目瞭然! コーディネートもスムーズにできそうです」と大感激の島田さん。「服と向き合うことで、自分の好みや本当に必要なものが理解できたはず。今後は必要なものだけを買えるようになり、おしゃれがもっと楽しくなると思いますよ」(中山さん)
▼次回は「クローゼット整理のお悩み」Q&Aです▼
撮影/西山直克
取材・文/恩田貴子
※この記事は「ゆうゆう」2025年6月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
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