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今年83歳・料理教室の人気講師 米澤佐枝子さんが実践する、3つのストレス解消法とは?

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ゆうゆうtime編集部

今年83歳!料理教室の人気講師 米澤佐枝子さんが語る、心も体も健康で生き生きと過ごす知恵とは? 話題の書籍『病気になっても病人にならない生き方』から、一部を抜粋してお届けします。第4回は、ストレス解消法です。

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冷え性の人は「こんにゃくで温湿布!?」83歳・がんサバイバーの料理家イチオシの健康法
今年83歳・料理教室の人気講師 米澤佐枝子さんが実践する、3つのストレス解消法とは?(画像2)

撮影/元木みゆき

米澤佐枝子(よねざわ・さえこ)さん プロフィール

昭和17年静岡県生まれ。相模女子大学食物学科卒業。結婚後、夫の赴任に伴いブラジルに渡っていた30代で子宮癌を発症、余命1年と宣告を受ける。食事を変えるなど自然療法を始める。58年自然療法の大家・東城百合子氏主宰「あなたと健康社」に入社、健康料理教室の講師を任される。手術もせず薬にも頼らず40代で癌を克服。現在も同料理教室の講師として活躍を続けている。

ストレス─よく寝る、気持ちを吐き出す、今やるべきことに集中する

「ストレスってどうしたらなくなりますか?」
という質問もよくきます。

社会で生きている以上、みんな大なり小なりストレスは抱えています。ゼロという人はまずいないでしょう。

ではそのストレスをどうやって軽減するか。

ここでもまた睡眠が出てきます。夜にしっかり眠ることはほんとうにたいせつなことです。

次に、とにかく出すこと。心のモヤモヤも便秘も。

心にくすぶっているさまざまな問題をみんな吐露してしまうことです。何でも聞いてくれる友達をつくって、声にして出してしまえば気持ちが軽くなります。

もしも心のわだかまりが原因ではなく、今、目の前のことにストレスを感じているのだとしたら。まずはストレスを感じていると思う、その心のなかの雑音を止めること。

「もうほんとうに嫌になっちゃう」「疲れる」「かったるい」などと、わざわざ考えることで余計に自分を疲弊させないように。ただ粛々と、優先すべき仕事をする。ああだのこうだの考えずに、ただ、それをする。

かつて私も寝不足で疲れがたまって、意識が散漫な状態でニンジンを切っていて指を怪我したことがありました。それを知った東城先生から、
「ここでなにを勉強しているのよ!」
と、例によって大目玉を喰らいました。

ニンジンを切るなら、切っている間はニンジンに集中する。
白菜を切る時は白菜だけを見て、切る。
他所のことを考えながらそれをしているというのは、気持ちはここではない別の場所に飛んでいるということ。そんな中途半端な頭で料理を作るな、と先生は私に一喝したのです。

今は教室へ向かう階段を昇ったら、その瞬間からもう料理教室の先生だけに徹すると決めています。それ以外に何か別の案件があったとしても一切、考えない。混ぜてしまうと頭の中がこんがらがって〝今〟に集中できなくなってしまうからです。

胃痛、腹痛、頭痛などはストレスが原因で起こることが多々、あります。パッパッと切り替えて、今やるべきことに集中し、遊ぶ時には遊んで、寝る時はガッと寝ること。

そして朝起きたら、例えば朝ごはんのメニューを変えてみる。

面倒だから毎朝、同じものでいいやと惰性で作るのではなく、たまには新鮮な気持ちで向き合ってみるのです。今日は玄米をお雑炊にしてみよう、たまにはお豆腐を焼いて豆腐ステーキにして食べてみよう、というように。

普段あまり歌わない人は歌ってみてもいい。ストレスを感じた時は、毎日淡々と繰り返しやってきたことと、ちょっと違うことをして方向転換するという方法もあります。

※この記事は『病気になっても病人にならない生き方』米澤佐枝子著(到知出版社刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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